愛しすぎるが故に、相手の全てを独占したい。
最初はほんの少しのつもりだったのに、気付いた頃には過剰になっていく“束縛”。
―行動も、人間関係の自由もすべて奪い、心をも縛りつけてしまいたい。
そんな男に翻弄され、深い闇へと堕ちていった女は…?
◆これまでのあらすじ
詩乃からの愛情が鬱陶しくなった亮は、女友達のアリサを利用して、ムリヤリ別れを告げることに成功した。
そして詩乃のことを忘れ、アリサと食事を楽しんでいたその時、いきなり目の前に血相を変えた詩乃が現れて…?
▶前回:できるだけ多くの女と、常に関係を持ち…?女に裏切られた男がした、最低な行為
「おかしい、おかしい。ありえないよ…!」
亮とアリサがレストランに入っていく背中を茫然と見つめながら、詩乃は目の前で起こっていることを信じられずにいた。
2人がお店に入って、もう10分以上は経っているだろうか。それでも詩乃はピクリとも動かず、店の前に立ちつくしている。
......
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この記事へのコメント
ライターさんは力尽きたのか、力不足なのか。