あなたは、出会ったことがないだろうか?
思わず「何で結婚しないんですか?」と聞いてしまいたくなる独身男性に。
高収入・高学歴・見た目も悪くない。女性からモテそうで、結婚していない理由はどこにも見当たらない。
結婚が“できない”のではなく、“しない”。そんな彼らは、口を揃えて「いい人がいたら結婚したいと思ってるんです」と言うのである。
本連載では、彼らに「なぜ結婚しないのか?」という質問をぶつけ、その核心に迫る…!
「結婚“しない”男たち」一挙に全話おさらい!
第1話:「都合がいい時だけ、誘う子は何人かいます…」東大卒・好条件男37歳の本音
「デートですか?まあ、食事に誘ったら来てくれる女の子は何人かいますけど…」
賢人はグルメで、食べ歩きが趣味だという。しかし、さすがに1人では寂しいので、そんなときに誘う女の子は何人かいる。
不規則な仕事に合わせて気軽に呼び出しに応じてくれる子から、何カ月も前から予約しないと入れないレストランに一緒に行ってくれる子まで、“都合よく誘える女子”は何人かいるらしい。
「とは言っても、その中に結婚したいほど好きな子がいるわけではないですね。“誰かよい人いたら紹介してくださいよ”といつも周りに言っていますけど。なかなか出会わなくって…」
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第2話:ある日、妻が“モンスター”に豹変…。IT社長39歳が経験した、地獄の結婚生活
大学院時代から企業と共同でAIの研究を続け、アメリカの研究所にも留学経験がある孝太郎さん。エリートコースを歩みながらも、自分の可能性を広げるために人生チャレンジしたいと、30歳で独立し会社を立ち上げた。
このルックスと経歴で、かつバツイチ独身・子なしという肩書。いかにもモテそうだ。
「正直に話すと、モテないとは言えないですけど…。彼女もいて結婚願望もあります。でも、結婚に踏み切れなくて…」
“結婚”というハードルを再び越えることができない孝太郎さんに、詳しく話を聞いてみた。
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第3話:「出汁からとれるかチェックします」36歳男が、結婚相手として彼女を“テスト”する料理とは
「結婚願望はありますけど、なかなか結婚してもよいと思う女性に出会わなくって」
仕事が忙しくて出会いがないのだろうか?
「いや、出会いは結構あるんですよね。彼女も比較的途切れずにできる方ですし…。でも、結婚となると、決められなくて」
世間的に申し分ない経歴で、彼女も絶えない。そんな伸二さんに、詳しく話を聞いてみた。
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第4話:デートしても、3回以上続かない原因はここにあった。女性がドン引きする男の行動とは
徹平さんは国立大学を卒業後、外資系コンサルティング会社に勤務。年収は1,500万超で、現在は赤坂のマンションに一人暮らしをしているそうだ。
やや筋肉質で清潔感がある徹平さん。ジーンズにジャケットというシンプルな装いが、よく似合っている。
端正な顔立ちでモテそうな徹平さんだが、現在38歳で結婚どころか、3年以上彼女がいないらしい。本人曰く結婚願望はあり、積極的にデートはしているそうだが…。
「友達は多くて、よく誘われて飲みには行くので、出会いが少ないわけではないです。しかも、デートに誘うと大抵の子は来てくれます。だから第一印象は悪くないと思うんですけど…」
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第5話:「彼女と別れたことになっていますが、実は・・・」イケメン開業医が抱える、女性問題とは
大輔さんは、お父様が理事長を務める銀座の内科クリニックの院長だ。クリニックには、生活習慣病で悩むサラリーマンから、疲労回復のために点滴をうちに来る人まで様々な人が訪れるという。
文京区で生まれ育ち、現在は日本橋のマンションで一人暮らし。ご両親の切なる願いも虚しく、大輔さんは未だに独身である。
ご両親からのプレッシャーは相当あるそうだが、本人は至って呑気に構えているように見える。
「だって、好きじゃない人と結婚してもしょうがないでしょう?“この人だ”という人に出会うまで結婚はしないと思います」
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第6話:「好きになれる人がいない…」代理店勤務の“フツーの男”が、結婚できない厳しい現実
「確かに、男だらけの職場ってわけではないですし、クライアント含めると出会いは多いほうかもしれないです。
それに、近所に友達も住んでいるので、よく飲みますよ。お食事会というほどではないですが、呼び出されて店にいったら友達が女の子と一緒だったりして」
一呼吸置いたあと、春樹さんはゆっくりと口を開いた。
「ただ、好きになれる人がいないんですよね…」
重みのある言葉だった。出会いはあるけれども、好きになれる人がいない。多くの独身男女が抱えている悩みなのではないだろうか。
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第7話:「女性と半年も続かない理由は・・・」年収1,500万超の35歳男が抱える深い悩みとは
別れるときは、慎一郎さんから切り出すケースが多いらしいが、それは女性の醸し出す“空気”を読み取って、とのこと。「穿った見方で申し訳ないのですが…」と前置きして慎一郎さんは続けた。
「女性は“悪者にはなりたくない”という気持ちもあるのでしょうか、自分からはハッキリ言わずに空気を出す・徐々にフェードアウトしていくようなやり方が多いのではないかと思います。だから最近ようやく、女性の言葉を鵜呑みにしてはいけないと悟ったんです」
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第8話:「彼に、手料理をふるまったら…」交際3か月目、女が男と音信不通になった理由
「クライアントに自分を売り込んでいくことも必要ですし。どの業界もそうかもしれないですが、悪評が広がるのも早いですからね。士業だからと言っても、気が抜けないですよ」
とは言っても、弁護士は人気の職業。どんなにモテなくても、司法試験に合格すると急にモテるようになる、なんて話も聞いたことがある。見た目も爽やかな悟さんがモテない訳はない。
「忙しい人ほど遊んでいる、というのは、僕の業界にも言えますね。大きな声では言えないですけど、結婚していてもしていなくても、女性に困っている人をあまりみないですね。まあ、僕もデート相手に困ってはいないです」
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第9話:「一生結婚しないつもりだったのに、突然…」独身男が、女に急にモテだした理由とは
「結婚ですか?まあ、いい人がいたら結婚したいとは思いますけど、今の生活に満足しているので。このペースを崩してまで結婚したいと思う人がなかなかいないんですよね…。あと自分はそんなにモテるわけでも、特別出会いが多いわけでもなかったので」
稔さんは、男子校から東京理科大に進学。男ばかりに囲まれた生活を送ってきたこともあり、社会人になっても華やかな場や、女性を積極的に誘うことなどが苦手だったそう。
「もちろん誘われたらお食事会には行きますし、それなりに婚活をしていた時期もありました。でも鳴かず飛ばずでしたね」
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第10話:「パートナーは欲しいけど…」“結婚しない主義”を貫く30代男が、結婚を考える唯一の瞬間とは
「そもそも結婚って何のためにすると思いますか?」
そう聞かれると返答に詰まってしまう。
「年頃になると、結婚、結婚って周りが騒ぎ出して。結婚ってしなきゃいけないものなんですか?…僕、結婚願望がないんですよね」
きっぱりとした口調でそう言う。そんな敬太さんに結婚願望がない理由について、生い立ちから探ってみることにした。そしてそこには、納得の理由があったのだった。
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第11話:「他に好きな人ができたの…」女の嘘を見抜けなかった、男の後悔
「結婚したいんですけどね、できないのは完全に僕の性格のせいです」
見た目は爽やかなのに“性格のせい”というと、一体何であろうか。神経質だとか束縛が激しいとか…?あれこれ推測していたら、意外な答えが返ってきた。
「…実は僕、驚くほど臆病者で優柔不断なんです。仕事ではそれなりに評価もされているから、そう見えないってよく言われるんですけどね」
そう言って大きな声で笑う姿からも想像がつかない。どういうことかもう少し詳しく聞いてみた。
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