―病める時も、健やかなる時も。これを愛し、これを敬い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?―
かつて揺るぎない言葉で永遠の愛を誓い、夫婦となった男女。
しかし…妻が“女”を怠けてしまった場合でも、そこに注がれる愛はあるのだろうか?
8kg太り、夫の誠司から夫婦生活を断られてしまった栗山美月は、誠司の無理解に悩まされながらも痩せることを決意。
パーソナルトレーナーの甲斐とのダイエットで、ついに誠司から「綺麗だ」という言葉を引き出したが…
帰宅したばかりの薄暗いリビングで、誠司の目だけが濡れたように輝いている。
キスをお預けにされ、肩透かしを食らった形になった美月は、いつになく深刻な誠司の口ぶりに身を固くした。
「話って…?」
そう促すも、誠司はそれ以上言葉を発しない。
しばらく沈黙が続いたかと......
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この記事へのコメント
なによ最後ーー!!!って感じですね!笑