結婚3年目の危機 Vol.11

「別居したい!」。夫の転勤で地方に移り住んだ夫婦に訪れた、結婚3年目の危機

−この結婚、本当に正解だった?−

かつては見つめ合うことに夢中であった恋人同士が結婚し、夫婦になる。

非日常であったはずのときめきは日常となり、生活の中でみるみる色褪せていってしまう…。

当連載では、結婚3年目の危機にぶち当たった夫婦が男女交互に登場する。

危機を無事に乗り越える夫婦と、終わりを迎えてしまう夫婦。その違いは一体、どこにあるのか−?

これまで狙い通り両家の子息と結婚した土屋美咲両親に頭が上がらない夫・和宏レス問題に悩む里香レス問題を大事と考えていない夫・浩史の言い分などを聞いた。

今回は、夫の転勤で香川に転勤した田邊皐月が直面した、結婚3年目の危機。


危機事例⑥ 転勤で生活が一変。地方暮らしの葛藤ー妻の言い分ー


【田邊家・結婚3年目の事情】

妻:皐月
年齢:30歳
職業:元アパレルPR

夫:亮介
年齢:31歳
職業:大手生命保険会社


「夫・亮介と結婚を決めた時から、わかってはいたんです。…いつかは必ず転勤の内示が出て、地方で暮らすことになるって」

香川県・高松市。

港を望む複合施設にあるカフェで、皐月は静かにカフェラテを飲んでいる。

質の良さそうなグレーのニットに白いプリーツスカート。長い髪は無造作にまとめられているが、その絶妙な抜け感に洗練を感じる。

華美ではないが垢抜けた雰囲気の彼女は、原宿生まれの原宿育ち、根っからのシティガールである。

しかし大手生命保険会社で働く夫・亮介の転勤により、結婚3年目を迎えた今年、高松に引っ越してきたのだ。

「ずっと東京にいて、東京しか知らずに生きてきたので、一度くらい地方で生活するのも悪くないかって。そんな風に甘く考えていたんですよね。でも実際に住み始めてみたら正直、友達もいないしどうしていいかわからないほど退屈で…そのうち、言いようのない焦りを感じるようになりました」

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