結婚3年目の危機 Vol.10

「奥さんに不満はありません」結婚3年目、妻の誘いを断った夫の本音

−この結婚、本当に正解だった?−

かつては見つめ合うことに夢中であった恋人同士が結婚し、夫婦になる。

非日常であったはずのときめきは日常となり、生活の中でみるみる色褪せていってしまう…。

当連載では、結婚3年目の危機にぶち当たった夫婦が男女交互に登場する。

危機を無事に乗り越える夫婦と、終わりを迎えてしまう夫婦。その違いは一体、どこにあるのか−?

これまで超・年の差婚をした広川家の、前妻が寝ていたベッドで眠る妻と、20歳年下の後妻をもらった経営者の夫の言い分、狙い通り両家の子息と結婚した土屋家の妻と、両親に頭が上がらない夫の言い分を聞いた。

今回は、レス問題に悩む妻・里香の夫・浩史の言い分。


危機事例⑤ ついに直面したレス問題–夫の言い分−


【高橋家・結婚3年目の事情】

夫:浩史
年齢:38歳
職業:不動産デベロッパー

妻:里香
年齢:33歳
職業:IT系企業


「え?浮気してるのかって…?まさか。していません」

二重橋スクエアの『Le Beurre Noisette』。バーカウンターの一番奥の席で、高橋浩史はそう言って大きく目を見開いた。

「いや、本当ですよ」と念を押す彼は、まるで自身の身の潔白を証明するかのように両手をあげている。

男の目にも声にも、嘘は感じられない。浩史が妻・里香以外の女性と関係を結んでいるということはなさそうである。…少なくとも、現在進行形では。

「僕は妻に対して何の不満もありません。お互い忙しく働いていますが、彼女は要領がいいから家も綺麗にしてくれているし、休日に作ってくれる手料理もうまい。それに妻の写真を見せたりなんかすると皆、口を揃えてこう言います。めちゃくちゃ美人ですね!って。僕もそう思う。自慢の妻です」

嬉しそうに、誇らしそうに、妻を語る浩史。

しかし彼の妻はレス問題に頭を悩ませ、「このままじゃ浮気してしまう」とまで話していた。

…そのことについて、彼は一体、どう思っているのだろうか。

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