−この結婚、本当に正解だった?−
かつては見つめ合うことに夢中であった恋人同士が結婚し、夫婦になる。
非日常であったはずのときめきは日常となり、生活の中でみるみる色褪せていってしまう…。
当連載では、結婚3年目の危機にぶち当たった夫婦が男女交互に登場する。
危機を無事に乗り越える夫婦と、終わりを迎えてしまう夫婦。その違いは一体、どこにあるのか−?
これまで、生活費7万円を巡って危機が勃発した藤崎家の節約地獄を強いられた妻の言い分と“どストライクの美女”を妻に迎えた夫の言い分、超・年の差婚をした広川家の前妻が寝ていたベッドで眠る妻の言い分と20歳下の美女を持つ美容クリニック経営の夫の言い分を聞いた。
今回は、狙い通り良家の子息と結婚した土屋美咲の、結婚3年目の後悔。
危機事例④ 度を過ぎた、実家の過干渉–妻の言い分−
【土屋家・結婚3年目の事情】
妻:美咲
年齢:28歳
職業:専業主婦(一児の母)
夫:和宏
年齢:30歳
職業:大手総合商社勤務
「私は最高の結婚をした。そう思っていました」
ウェスティンホテル東京の『ザ・テラス』。
夕刻となり、翳り始めた窓......
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この記事へのコメント
清楚な天然美人のCAの美咲に一目惚れでした。最初は僕に興味がなさそうでしたが、家族や代々続く製薬会社の話をしたら僕のバックグラウンドを理解してくれ、早々に結婚することになりました。
式場も住む場所も、両親が相応しいものを考えてくれて助かります。美咲も喜んでいますし。
今の心配ですか? 地方出身の美咲が息子のお受験に対応出来るか、美咲の経歴が名門私立の受験の障りにならないか、とい...続きを見るうことだけですね。
まあ、実家の力でどうにかなるとは思いますが、万が一駄目だったら、両親の期待に添えない結婚をした僕の責任になるんでしょうね。