結婚3年目の危機 Vol.6

後妻は、20歳下の美女。美容クリニック経営の男が、彼女を意のままに操れる理由

−この結婚、本当に正解だった?−

かつては見つめ合うことに夢中であった恋人同士が結婚し、夫婦になる。

非日常であったはずのときめきは日常となり、生活の中でみるみる色褪せていってしまう…。

当連載では、結婚3年目の危機にぶち当たった夫婦が男女交互に登場する。

危機を無事に乗り越える夫婦と、終わりを迎えてしまう夫婦。その違いは一体、どこにあるのか−?

これまで、3年目の浮気により危機を迎えたの話、そして前回は節約地獄を嘆くの話を紹介した。

今回は、超・年の差婚をしたの夫が語る、結婚3年目の本音。

危機事例③ 超・歳の差婚の弊害–夫の言い分−


【広川家・結婚3年目の事情】

夫:秀俊
年齢:50歳
職業:美容クリニック経営

妻:茜
年齢:30歳
職業:専業主婦


「ええ。若く美しい妻は僕の自慢です」

都内で複数の美容クリニックを展開する経営者・広川秀俊は、東京ステーションホテルのバー『カメリア』でにんまりと微笑んだ。

とある講演の仕事で、仙台への出張帰りだという秀俊の声には、少しばかり疲労が滲む。それを誤魔化すように、彼はウィスキーを流し込み、言葉を続けた。

「仲の良い経営者仲間からも散々羨ましがられましたよ。まだ独身の奴は、俺も絶対に若い美人と結婚する!と息巻いていましたね。実際、若い奥さんをもらうのはおすすめです。自分自身も若くいられるよう自然と努力するし、仕事へのモチベーションも上がりますから」

今年50歳となった秀俊の妻・茜は、20歳年下。30歳になったばかりである。

しかしそれだけ歳が離れていて、不満や不安は本当にないのだろうか?

「不満は、ない、とは言い切れないかな。でもそれも20歳も下だし…と思えば許せてしまう。喧嘩にもならないですね。あと、不安については…」

言いかけて、言葉を切った秀俊。しばしの間のあと、彼は自信満々にこう言った。

「あるわけないじゃないですか」

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