結婚3年目の危機 Vol.2

「妻には絶対、内緒ですよ」。指輪をしないで食事会に参加したら...31歳男の言い訳

−この結婚、本当に正解だった?−

かつては見つめ合うことに夢中であった恋人同士が結婚し、夫婦になる。

非日常であったはずのときめきは日常となり、生活の中でみるみる色褪せていってしまう…。

当連載では、結婚3年目の危機にぶち当たった夫婦が男女交互に登場する。

危機を無事に乗り越える夫婦と、終わりを迎えてしまう夫婦。その違いは一体、どこにあるのか−?

男女それぞれの視点で、実際を覗いてみよう。

前回は、結婚3年目に夫の浮気を発見した平井家・妻の言い分を聞いた。今週は、夫の言い分を聞いてみよう


危機事例① 3年目の浮気−夫の言い分−


【平井家・結婚3年目当時の事情】
夫:和也
年齢:31歳
職業:外資系コンサルティングファーム勤務

妻:真琴
年齢:31歳
職業:外資系化粧品会社勤務


「なぜ浮気をしたのか?それ、妻にも散々聞かれたんですが…理由なんかないんですよ。女性の浮気には明確な理由があるんでしょうか?よく解りませんが、男にはないんです。少なくとも僕にはなかった。強いて言うならば、できる環境にあったからでしょうか」

丸の内仲通りの『パリアッチョ』。19時を過ぎ、少しずつ混み始めた店内はちょうどよくさざめいている。

仕事帰りの和也は、その喧騒に紛れるようにして、恐縮しきりの表情で語りだした。

「もともと住んでいた赤坂のマンションは、実は僕が独身の頃から借りていた家でした。丸の内勤めの僕はもちろん、銀座に通勤している真琴にとってもアクセスがよく、割と広めの間取りだったこともあって、結婚前からほぼ同棲状態で。そんな背景もあって、結婚した後も、恋人同士となんら変わらない生活だったんです」

家賃や光熱費は和也が全額負担していたが、その額は独身時代とそう変わらず、特段負担が大きくなったわけでもない。むしろ日用品の類は真琴が買ってきてくれるので、生活が豊かになった実感があったという。

「お互い財布は別々だし、その使い道にお互い口を出すようなこともなくて。一家の大黒柱だというような自覚が生まれようもないと言うか。そんな中で、つい魔が差してしまったんですよね」

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