オンナの金遣い Vol.12

“ある物”にお金を使い、人生が変わった女たちの物語「オンナの金遣い」全話総集編

女は、直感にしたがい、時として大胆にお金をつかう。

その瞬間、彼女たちが心に描くのは、とびきりの夢や幸せな未来。

この連載で紹介するのは、“ある物”にお金をつかったことで人生が変わった女たちの物語。

欲しい物にお金をつぎ込み、夢を見事に叶えた女や、それがキッカケで人生が好転した女もいれば、転落した女もいる。さて、今回登場するのはー?

「オンナの金遣い」一挙に全話おさらい!

第1話:お受験の泥沼にハマり、幼い娘に500万円を投資した女

今回のインタビューに応じてくれた真美さんは、元CAというだけあって、清潔感が漂う色白美人だ。表情は穏やかで、紺色のワンピースに身を包み、どこからみても品の良いお母様にみえる。

広告代理店勤務のご主人と娘と、家族3人で港区に住んでいる真美さん。そんな彼女の人生を変えたのが、長女の小学校受験だという。そのためにかかった塾代は、トータル約500万円。

サラリーマン家庭にとってのこの出費は、決して安い買い物ではない。しかももともと真美さんは、娘に小学校受験をさせるつもりはなかったというのだ。

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第2話:「絶対に医師と結婚したい…!」ドクター争奪戦に敗れた女を救った、60万円の買い物とは

彼女は現在、看護師として美容皮膚科で働いている。そのせいもあってか、肌は透き通るように白くきめ細かい。

美樹さんは、犬を飼うために、引越しと転職までしたというから驚きだ。その労力は、相当なものだったであろうことは想像に難くない。

引越し・転職というビッグイベントを成し遂げるほど、愛犬を溺愛する美樹さん。

しかし、チョコに出会うまでの彼女は、今とは全く異なる人生を送っていた。当時の美樹さんは、ドクター狙いの婚活女で、ドクター争奪戦に敗れ人間不信に陥っていたというのだ。

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第3話:「顔は悪くないのにナゼ…?」結婚相談所に130万かけても結婚できぬ、33歳美女の婚活地獄

1年で130万、ということは、月に換算すると10万は軽く超える。最近ではデーティングアプリなどの効率的な出会い方があるにも関わらず、美玲さんはなぜ結婚相談所を選んだのだろうか。

「私は今すぐ…いや明日にでも結婚したいんです!だから、最初から絶対結婚願望がある人としか会いたくなくて。…‥結婚願望がない男には、もうこりごりなんです」

そう言って、彼女は大きく顔をしかめた。彼女が結婚相談所に130万円もかけるようになったのは、2年ほど前の大失恋がキッカケだったという。

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第4話:アプリで加工した姿と、リアルな自分への違和感。年間240万を美容代に費やした女の悲劇

「私、美容医療に240万もかけて、せっかく綺麗になったのに、夫に離婚をほのめかされるようになったんです」

今回話を聞いた夏美さんは、二人のお子さんを持ちながら自宅でハワイアンマッサージサロンを開いているという。42歳にしてずいぶん肌は滑らかで美しく、人を惹きつける華やかさを持ち合わせている女性だ。

「人が老いに抗いたいっていうのは自然なことじゃないですか?でも、夫はそんなことしなくてもいいって言うんです。それって、何もしなくても若さを維持できるという幻想を追い求めている、そう思いませんか?」

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第5話:新婚旅行中でさえ、キスとハグのみ。29歳女医が、たった一週間で離婚を決意した理由

「人生を変える買い物、というのは金額の大小ではないと思うんです」

少しはにかみながらそう話してくれたのは、都内のクリニックで内科医として勤務する里香さん、34歳だ。

「私の人生を大きく変えてくれたのは、”8万円のゴルフクラブセット”でした」

彼女がそう言い切るには、こんな理由があった。

「ゴルフクラブセットを買ったおかげで、私、離婚後1年で再婚できたんです。だから、人生で一番買ってよかったものです」

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第6話:「受験に失敗、この世の終わりかと思った…」挫折を克服するため2,000万払った、元・女医の闇

「実は私、社会人になってから医学部に入り直したんです。どうしても医者になりたくて…。その学費のために2,000万以上を支払いました」

ここまで聞くと、子供の頃から諦めきれなかった夢を実現するための投資、というサクセス・ストーリーに聞こえる。

だが彼女、いま現在は医者ではない。医学部を卒業後、しばらくして辞めたという。

「夢…と言えば聞こえはいいのですが、医者になるまではかなりの暗黒時代で、コンプレックスの塊だったんです。いま思えば、自分のコンプレックスを解消するための2,000万、ですね」

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第7話:「彼の浮気相手は、会社の同僚です」5,000円の占いを信じ、スマホチェックで自滅した25歳OL

芽衣さんが、この1年で占いに費やした金額は約30万だという。社会人経験が浅い彼女が費やす金額にしては、高額であろう。

「占いに初めて行ったのは、ちょうど1年前くらい前です。会社の仲が良い先輩に誘われて、良く当たるっていう銀座の占い師を訪ねたのが最初です。その時は5,000円でした」

銀座の昔ながらの喫茶店に行くと、そこに30代くらいの“普通のお姉さん”が座っていた。

だがその占いの結果がきっかけで、当時付き合っていた彼氏と別れてしまったという。

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第8話:元読モが語る「インスタの闇」。SNSマウンティングから抜け出すのに使った300万とは

「インスタ女子の闇は、本当に壮絶ですよ。承認欲求の戦いですから」

今回取材した杏さんは、闇という言葉とは裏腹に、まるでこれから笑い話でもするかのように明るく話し始めた。

もともとティーン向けの読者モデルをしていた杏さん(26歳)はさすが元読モだけあって、マキシ丈のワンピースが良く似合う高身長にハーフ顔。インスタで見る顔と実際の顔に、差がない綺麗な女性だ。

「私は、読モ時代から現在に至るまで、インスタを含めSNSを巡る壮絶なバトルの中で生きてきたんですよ」

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第9話:「恋愛テクニック」が通用するのは、20代前半まで。大人の女が身につけるべき知識とは

ふんわりとおろした髪にシンプルなワンピースと、細い手首に巻かれた華奢なゴールドのブレスレッドが清楚な雰囲気を際立たせている。ほのかな色香が漂う美人だ。

綾さんは29歳の時に通ったワインスクールで今のご主人と出会い、昨年結婚したという。

「ワインスクールは、噂どおり上質な出会いの宝庫でしたね。スクール代は半年で15万程でしたが、ワインの知識に加え結婚相手を見つけたとなれば安いものです」

そんな綾さんは、20代後半の時にデートである失敗をしてしまったことがきっかけで、スクールに通い始めたという。今の姿から、デートで失敗するようにはまるで見えないが、その失敗談とは一体どんなものだったのだろうか?

第9話の続きはこちら

第10話:キラキラ女子憧れの、“パーソナルスタイリスト”が語る、「月収数万円」の裏事情とは

スラリと身長が高く華奢な体つきに、色白の肌に黒髪が良く似合っている。スタイリストだけあって、シンプルなスタイルに小物使いが効いておりセンスも抜群だ。

彼女は、5年前に自宅を拠点としてサロンを開設し、パーソナルスタイリストとして独立した。今では知る人ぞ知る、予約が取れないスタイリストとしての地位を確立している。

「もともとコンサル業界で働いていたんですけど、27歳のときに一着のワンピースを購入したことが、職業を変える大きなきっかけになりました」

第10話の続きはこちら

第11話:大好きな彼が、妹と恋に落ちて結婚…!人生ドン底に落ちた30歳女がとった行動とは

「すみません、遅くなって!」

待ち合わせ時間に少し遅れて、マンダリンオリエンタルホテルの『オリエンタルラウンジ』に現れた果歩さん。メガバンクに勤めながら、1歳の女の子を育てているワーママだ。現在は、家族3人で月島のマンションで暮らしているそう。

席につくとテキパキとオーダーする姿は、仕事とママ業をしっかり両立するキャリアウーマンという雰囲気が漂っている。

「そんな風に見えますか?でも私、自分に自信がなくて一生独身を覚悟して家まで買ったんですよ!」

第11話の続きはこちら

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