2019.06.27
東京デュアルライフ〜2拠点目を選ぶ大人の事情〜 Vol.9東京には、様々なライフスタイルを持つ者がいる。
中でも、最近特に注目されているのが「デュアルライフ(2拠点生活)」だ。
ビジネスや子供の教育のために、このスタイルを選ぶ人も多い。
通信機器の発達により、東京と地方、東京と海外などでデュアルライフのための環境が整ってきたことも大きく影響しているのだろう。
では、その実際の暮らしぶりとは、どのようなものだろうか?
この連載では、都心に住むアッパー層の、デュアルライフに至った事情と、その実態を覗いてみる。
「東京デュアルライフ〜2拠点目を選ぶ大人の事情〜」一挙に全話おさらい!
第1話:45歳で港区を卒業し「沖縄おじさん」になった男
どこからみても日本人だが、沖縄暮らしを始めてから日に焼けて色黒になり、何故かトニーと呼ばれるようになったとのこと。
「ちょっと前まで、僕は“港区おじさん”そのものだったかもしれないですね。今でも港区は大好きですけれども、卒業して“港区おじさんOB”です」と白い歯を見せながらニッコリ笑うトニー。
今回、頭がキレる敏腕社長に会うとあって緊張していたが、大きな声で茶目っ気たっぷりに話す彼には惹きつけられるものがあり、出会ってすぐにトニーワールドに、連れて行かれてしまった。気になるその、実態とは?
第1話の続きはこちら
第2話:結婚しても、自由でいたいから。一緒に週末を過ごすのは月1回だけという夫婦の実態
地元福岡から早稲田大学に進学。卒業後は、外資系戦略コンサルティングファームに勤務。もともと独立志向が強かったハルキは、仕事後は合コン三昧の同僚を横目に起業塾など経営者が集まる会に参加していた。
そこで知り合った経営者が、現在のハルキの会社の社長だ。彼から医療系IT会社のスタートアップに誘われ、ハルキは現在その会社の取締役5年目とのこと。
そんなハルキは福岡に住んでいる妻と遠距離結婚1年目。ハルキは自分のことを何度も、「永遠の旅人タイプ」と言った。その理由を探ってみよう。
第2話の続きはこちら
第3話:東京とNYで、欲しいものは何でも手に入れてきた。戦略的に結婚した女の光と影
百合が日本に来たら必ず立ち寄るというお気に入りの場所『ザ・ラウンジby アマン』で待っていると、彼女は自信に満ち溢れたオーラをまとって現れた。
目鼻立ちがはっきりとしていて、赤のワンピースが肌の白さを引き立てている。彼女にぴったりの色だ。洗練された装いを褒めると、彼女は笑顔でこう言った。
「仕事で人と会うときは、赤色の服を着ることが多いですね。この色は自分の魅力を引き立てる色でもあり、いつも同じ色だと自分を覚えてもらいやすくなるから、ビジネス戦略の一つです」
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第4話:「やっぱり東京に住みたい」田舎暮らしに耐えられず、夫との別居婚を選んだ女の執念とは
「娘が学校に行ってる合間になら」と指定された待ち合わせ場所『スラッシュカフェ』に現れた真理子。高身長で人目を惹く美人で、どこかの雑誌の読者モデルのような雰囲気を持っている。
彼女のご主人の実家は、代々富山で病院を営んでおり、地元では人望も厚い名家だ。そこの長男であるご主人は、真理子との結婚を機に病院を継ぐため富山に戻った。
まずは、セレブ婚を手に入れた真理子にご主人との出会いを尋ねると、「実は私たち、お互い再婚同士だったんです」と真理子は語り始めた。
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第5話:東大卒バツイチ社長の悩み。今の快適な独り身生活から抜け出せないワケ
様々な理由でデュアルライフを送る者がいるが、これまでの取材によると、デュアラーは社長、取締役、フリーランスなど比較的自由な立場の職業の人が多い傾向にある。
今回もやはり、IT系企業のCEOをしているという圭介と、恵比寿ガーデンプレイスの『メゾン・イチ 東京都写真美術館店』で待ち合わせをしていた。
待ち合わせ場所に現れた彼は、身長180㎝以上、無精髭が色気を醸し出す、甘いマスクの男だった。しかもなんとミニセグウェイを抱えて現れた。
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第6話:「1つだけ」じゃ満足できない。強欲な女が辿り着いた、自分らしい生き方とは
女はいつだって強欲だ。一つのものでは満足できない。物心ついた頃から、それは変わらない。あの頃、リカちゃん人形も欲しかったけれども、友達が持っているシルバニアファミリーも羨ましかった。
それは、大人になってからも変わっていない。ルブタンの10cmヒールにも憧れるが、シャネルのバレリーナシューズも魅力的。キャリアも欲しいけれども、理想のパートナーも欲しい。
どちらか一つなんて選ぶことができない。今回は、そんな自分の欲望のままに生きる女性を紹介する。
第6話の続きはこちら
第7話:SNSで妻に“タグづけ”されるドクター。会うのは不定期、結婚6年目の夫婦のリアル
結婚は何のためにするのか、考えたことがあるだろうか。
「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と、法律上では同居を義務としているが、夫婦の合意があれば別居婚は認められている。
デュアルライフを語る上で、度々話題に上る「別居婚」問題。今回は、沖縄に住む妻子との別居婚を選択している男性を紹介しよう。
第7話の続きはこちら
第8話:“それなり”では満足できない。格差の壁にぶち当たった女が、オランダ移住を決めた理由
「一流は遺伝する、そう思いませんか?」
そう話し始めたのは、昼下がりの表参道『エンポリオ アルマーニカフェ青山』に現れた小野玲子。
スリムなパンツスタイルにプラダのスニーカーという出で立ち。華奢な体に、小動物系の顔立ちで愛くるしく微笑む姿は、想像していた女性フォトグラファーのイメージとは異なった。
フォトグラファー兼WEBディレクターの玲子は、現在娘と2人でオランダに移住して2年目。ご主人が住む東京とのデュアルライフを送っている。今回は、慌ただしい一時帰国の合間を縫って時間を作ってくれた。
第8話の続きはこちら
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