東京デュアルライフ〜2拠点目を選ぶ大人の事情〜 Vol.2

結婚しても、自由でいたいから。一緒に週末を過ごすのは月1回だけという夫婦の実態

東京には、様々なライフスタイルを持つ者がいる。

中でも、最近特に注目されているのが「デュアルライフ(2拠点生活)」だ。

ビジネスや子供の教育のために、このスタイルを選ぶ人も多い。

通信機器の発達により、東京と地方、東京と海外などでデュアルライフのための環境が整ってきたことも大きく影響しているのだろう。

では、その実際の暮らしぶりとは、どのようなものだろうか?

この連載では、都心に住む限られたアッパー層のデュアルライフに至った事情と、その実態を覗いてみる。前回は45歳で港区を卒業し「沖縄おじさん」となった男を紹介した。今回のデュアラーは…?


#File.02 永遠の旅人が語る「遠距離結婚のすすめ」


名前:ハルキ(34歳)
住まい:代々木上原(1ヶ月の3/4)、福岡(1ヶ月の1/4)
職業:医療系IT企業の取締役
家族:福岡に暮らす妻 理沙子(32歳)


「僕は、とにかく自由を追い求める、永遠の旅人タイプなんですよ。そんな僕が今結婚できているのは、“遠距離結婚”を選んでいるからだと思います」

待ち合わせの『アンダーズ タヴァン ラウンジ&バー』でハルキは話し始めた。ベージュのパンツに紺のジャケットという服装に加えて、恰幅の良さも相まって、まるでテディーベアのような雰囲気だ。

相手を構えさせないこの風貌を持つ彼だが、安心感を与えておいて実は一番遊んでいるタイプかもしれない。

地元福岡から早稲田大学に進学。卒業後は、外資系戦略コンサルティングファームに勤務。もともと独立志向が強かったハルキは、仕事後は合コン三昧の同僚を横目に起業塾など経営者が集まる会に参加していた。

そこで知り合った経営者が、現在のハルキの会社の社長だ。彼から医療系IT会社のスタートアップに誘われ、ハルキは現在その会社の取締役5年目とのこと。

そんなハルキは福岡に住んでいる妻と遠距離結婚1年目。

ハルキは自分のことを何度も、「永遠の旅人タイプ」と言った。その理由を探ってみよう。

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