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無業の女王 Vol.9

黒い傘がもたらした不運。見知らぬ男から突然声をかけられ、人生初の挫折を味わった女

34歳、国立大卒の美しき才女、高木帆希(たかぎ・ほまれ)

「家事手伝い」という名の「無業」で10年もの間、ぬくぬくと過ごしてきた帆希に、突如、降りかかった「父の死」。

大学時代の友人・瑞樹に援助を求めるも、モラハラ夫との歪んだ夫婦生活を垣間見てしまい、マッチングアプリで出会った土井には、散々な目に遭わされ…心身共に疲弊しきった帆希は、銀座のバーで出会った記者の真奈と共に現代の“駆け込み寺”へ行くも怪しげな実態に気づき東京へ戻ってくる。

そんな帆希は、何故か父・港一が助けた桧山泉と奇妙な共同生活を送ることになった最中、泉の妊娠が発覚し、お腹の子の父親であるユウジに話をつけにいく。だが、ユウジの思いがけない行動により、帆希は泉との関係を壊されてしまうのだった…。


行くあてもなくたどり着いた先は、六本木にあるインターネットカフェ。

初めて入るインターネットカフェに戸惑いはしたものの、何となくホテルに泊まる気分でもなかった私にはちょうどよかった。

受付で完全個室のシアタールームをオーダーしたが、2名以上からじゃないと使えないと言われ、......


この記事へのコメント

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No Name
就活挫折の理由がそんなことか、という感想しか持てない。
2019/01/27 05:3099+Comment Icon17
No Name
最後の最後まで、全然共感できない主人公だ。
2019/01/27 05:0999+Comment Icon4
No Name
面接うまくいかなかった理由も意味わかんないし、一回落ちただけで永久無職決めた理由も全く意味不明
2019/01/27 05:4999+Comment Icon4
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無業の女王

34歳、国立大卒の美しき才女、高木帆希(たかぎ・ほまれ)。

父親は作家の傍らコメンテーターとしても人気の有名人で、「家事手伝い」という名の「無業」で10年もの間、ぬくぬくと過ごしてきた帆希。

そんな働かずとも裕福に暮らしてきた彼女に、突如、降りかかった「父の死」。

再び「社会」と向き合わざるを得なくなった無業の女は、どのようにサバイブするのか?

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