高学歴女子の遠吠え Vol.9

「一夜の過ちでも、彼を繋ぎ止めたかった…」純粋すぎる女の打算が踏みにじられた夜

―なんで“にゃんにゃんOL”を選ぶの!?

ハイスペ男子の結婚式で、こう思ったことのある高学歴女子は多いのではないだろうか。

お嬢様女子校から東大に入り、コンサルティング会社でマネージャーになるべく仕事に邁進している大西夏希(28歳)もその一人。

夏希は、“結婚”という壁にぶち当たり、無意味なお食事会を断り港区お爺さんで傷を癒そうとするが、ハイスぺ婚をした留美に「一見、無駄に思えることでも価値があったりする。」と諭される。

会社の研修で武田と再会し、キャリアと家庭の両立に悩んでいると打ち明けられ、ゼミの同窓会では、「弱みを見せられる関係じゃないと、結婚生活を続けるのは大変」というハイスぺ男子の本音を聞き、武田のことを意識しだす。

留美に頼まれた金融セミナーで「傷付かないで恋愛はできない」と力説され、夏希は武田をデートに誘ってみる。

一方で、幼馴染の千春はハイスぺ男子に弄ばれ落ち込んでいた。


マンションの二重エントランスをぬけると、水分を含んで重くなった熱風が体にまとわりついた。

…せっかく綺麗にブローしてきたのに台無しになっちゃうわ。今日は、夜までこの状態をキープしたいのにっ。

そんな女心から、ついタクシーを探してしまう。今日は千春と留美に会ったあと、夜に武......


この記事へのコメント

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No Name
「傷つかずに恋愛はできない」それはそうかもしれないけど、千春は無駄なところで傷ついてる感じがします。相手を選んで!
あと男のために会社を午前休とる人よりも、休まず笑顔で毎日出社する女性のほうが素敵ですよ。
2018/08/23 05:1799+返信8件
No Name
ビジネススクールでもそうだったけど、前もって申請してた休みならいいけど、こう簡単に会社休むのまじ許せん
2018/08/23 05:2099+返信5件
No Name
「傷つかずに恋愛はできない」というと誤解を招くと思う。傷つけば恋愛ができるわけでもないし。私は「恋愛すると傷つくこともある」だと思うな。傷つくこともあるかもしれないと覚悟して、相手にぶつかる場面も必要という意味も込めて。
2018/08/23 06:3779返信2件
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