街もいる人も、お洒落な青山。だからこそ、お店も呼応するように、一層お洒落さを増していく。
その近辺でも、注目のお店が点在している「神宮前3丁目」交差点付近。
その一角に、ガラス越しに見えるカラフルなワイヤーラックに並んだワインボトルが目を引く店がある。
扉を開けてみると、そこにはワインラバーが歓喜する新しい空間が広がっていた。
カラフルなワインセラーの奥に洒落た角打ちがあった
『no.501』
クールな印象を放つシルバーの扉を引いて一歩中に入るとひんやりした空気に包まれる。
そのカラクリは、空間全体がワインセラーになっているから。
ワインの保存に適した15℃以下の温度帯がキープされているのだ。
ラックに並ぶのは、世界中から集めた自然派ワイン。その数、約450銘柄。もちろん購入できる。
そんなカラフルなワインセラーの奥に、ひっそりとした角打ちスペースがある!
ここは、コンクリート打ちっぱなしのシンプルな空間。壁に飾られているのは葡萄をモチーフにした抽象画だ。
ミニマルなカウンターでグラスを傾け語らうゲストの様子は、華やかでありつつリラックスモード。
初めてでも、温かく迎え入れてくれる雰囲気だ。
「醸造家はアーティスト、そしてワインは彼らの作品」とオーナーの尾藤信吾氏。
ワインは作品。つまり、ここはミュージアム気分でも楽しめるのだ。
美酒と共に、感性が磨かれる高感度なスポット。ミステリアスな外観とのギャップも魅力だ。
Photos/Yuji Kanno@SPOKE, Text/Haruka Koishihara
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