セカンドの逆襲 Vol.6

“面倒な恋愛脳の女”の烙印。愛する男に暴かれた、セカンド女のコンプレックスの正体

ー夢は極上の男との結婚。そのためには、どんな努力も惜しまない。

早川香織、26歳。大手IT企業の一般職。

世間は、そんな女を所詮「結婚ゴールの女」と馬鹿にするだろう。

しかし、先入観なんぞに惑わされず、彼女の“秘めたる力”をじっくりと見届けて欲しい。

vsハイスペ男との熾烈な戦いを...!

最高の彼氏だと信じていた男、拓斗にとって、実は自分がセカンドだった!それでも諦められないと思った香織はセカンドから本命になろうと奮起するが、本命彼女・のFacebookに現れたのは…?


「大事な人からの贈り物♪」

その思わせぶりな投稿と同時に表示された写真には、キラキラと輝くダイヤの指輪が写っていた。

立て爪でこそないものの、その大きさや輝きは”婚約指輪”と疑わずにいられない。

投稿には数百の”イイねや”ハート”が付き、「え、何なに!?そういうこと?」などのコメントが寄せられていた。

「何よ…これ…」

あの日、確かに拓斗は「彼女とは別れる」と言ったはずだ。それなのに、これはどういうことだろうか?

スマホを持つ手が動揺と怒りで震える。香織のテンションはここ数日、ジェットコースターのように急に上がったり下がったりで、もう冷静ではいられなかった。

電話帳を開き『南拓斗』を探す。そして、通話ボタンをタップした。

トゥルルルルル…

今は平日の22時。まだ仕事をしている頃だろうか?

長い呼び出し音の後、「香織?どうした?」といつもと変わらぬ拓斗の声がした。

【セカンドの逆襲】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo