崖っぷち妊活物語 Vol.8

「...本当に、子どもが欲しい?」仕事も夫婦関係も恵まれた女が、“子作り”に立ち止まる瞬間

―私、もしかして不妊...?ー

結婚相談所に助けられながら、気が遠くなるほど壮絶な婚活を経て、晴れて結婚ゴールインを果たした女・杏子。

一風変わったファットで温和な夫・松本タケシ(マツタケ)と平和な結婚生活を送り、はや2年。

34歳になった彼女は、キャリアも美貌もさらに磨きがかかり、順風満帆な人生を歩む一方、心の隅に不妊の不安を抱えていた。

藤木というスパルタ婦人科医の診察に憤慨した杏子は、患者をVIP待遇する病院に転院した。

女子会マウンティングにもめげずに治療に励むがなかなか成果は出ず、藤木の元に舞い戻った杏子だが...?


「あれ?杏子さん、また歯医者ですか?」

背後から声をかけられ、コソコソとオフィスを脱出しようとしていた杏子はビクっと肩を震わせた。

「...そ、そうなの。虫歯がひどくて...」

振り向くと、奈美が立っていた。ボーイッシュなベリーショートに、少し幼さの残るクールな顔立......


この記事へのコメント

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No Name
こういう不妊治療の深い話を聞くと、やっぱり子どもって「授かりもの」なのかと思ってしまう。でも、子育てするのにきちんとした環境が整っているご夫婦にはなかなか授からず、ヤレば当たり前のように「命中」し、満足な教育も受けさせられない(最悪は虐待する)ような夫婦には、すぐに授かるのは何故なんだろと神さまに聞いてみたい。
2018/04/21 06:3199+返信4件
No Name
ファットなマツタケが出てこなくてションボリ
2018/04/21 06:1199+返信7件
No Name
医師ですか、こんな態度のクリニックで、訴訟の1つも起きずにいるのは設定に無理があるような気がします。そして、同じ職業のものとして、患者さんに寄り添えない医師をみると、とても悲しいです。こんな設定がされるくらい、心無い対応をする医師って世間にまだ多いのでしょうか?
2018/04/21 06:0599+返信12件
No Name
うちの会社の上司は、不妊治療でなかなかお子さんを授からなかったことを公にしていました。ご自身が治療のために遠くの病院まで通院していたこと、治療中周りの方の協力があったから今も仕事を続けられることを仰ってました。
そのおかげで、不妊治療をしている人が周りに協力を求めたり、産休に入る人を快く送り出す風土ができていると感じます。
女性として、会社に言うのは簡単ではないと思います。やっぱり言いにくいです。
欠陥があるように思うので。。でも、杏子のような立場のある人だからこそ、話してほしいなと思います。
2018/04/21 06:1975返信2件
No Name
「そこまでして子供が欲しいのか」、本当にそこを大事に考えてほしい。
子供が好き、自分で子供を産み育てたい気持ちはとても素晴らしいけれど、
不妊治療を続けているうちに、取り憑かれたように必死に傷ついていく姿は見ていて辛いです。
「女性が輝く社会」の本音は「産んで育てて人口(納税者)増やせ、バリバリ働いて税金よこせ」。
もちろん、この国を保っていくことも大切だけれど、踊らされて心も身体もすり減らさない
で、自分やパートナーとの関係を第一に大事にしてほしい。
2018/04/21 06:3365返信9件
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