明らかに違うパスタ・イタリアン Vol.2

動画レシピ!パスタの魔術師が伝授する「桃の冷製カッペリーニ」の作り方

東京・虎ノ門の『ピアット キタミ』は、イタリアンの名店『バスタパスタ』の料理長を務めた北見博幸氏が、自身の店『トラットリア ミキータ』を経て、昨年4月にオープンさせたイタリアンレストラン。

レパートリーは無限大!天才シェフが織りなすパスタの魔法

伝説のグルメ番組「料理の鉄人」や、「チューボーですよ」など、これまで数多くのメディアに出演してきた北見シェフ。

そんな彼の真骨頂といえるのが、天才的なセンスが生み出す独創性あふれるパスタの数々。

その引き出しの数はシェフ本人さえも数え切れないほどだが、1年365日、毎日違うメニューを作ることも可能だそう。

目の前のオープンキッチンで次々と新たなパスタが生み出される様は、鮮やかの一言に尽きる!

初夏の風が駆け抜けていくような爽やかな味わいが楽しめる「桃の冷製カッペリーニ」

「料理の鉄人」で名をはせた逸品「桃の冷製カッペリーニ」

多くの食通たちをうならせてきた逸品が「桃の冷製カッペリーニ」。

北見シェフが『バスタパスタ』のシェフを勤めていた頃に完成したパスタだが、「料理の鉄人」に登場して以来、一気にその人気に火がついた。

このパスタを世に広めたのは、紛れもなく北見シェフの功績だ。

桃の果実、塩とバージンオイルのシンプルなソース。作るときのポイントは、桃の実と皮の間のジュースを絞り入れること。ソースは20分ほど氷水で冷やしながら味をなじませて完成

パスタには山梨県産の桃をふんだんに使用。フレッシュな桃の甘さを引き立ててくれる塩加減がなんとも絶妙。

一口いただけば、まるで魔法にかけられたかのごとく、この味の虜になってしまうに違いない。

牛ほほの塊肉がゴロゴロと存在感を放つ『牛ほほ肉のボロネーゼ』。牛肉は粗挽き肉を使用せず、あえて大きな塊の状態で煮て柔らかく仕上げている。濃厚でありながらトマトの酸味のおかげでさらりといただける

ディナーメニューはコースのみ。内容はその日の食材や訪れる人の好みに合わせて決めているという。

「今日はどんな美味しさと出会えるだろう」と、期待に胸弾ませながら店を訪れるのも楽しみの一つなのだ。

そんな多彩なパスタのレパートリーの一部を、動画でご紹介しよう!

ほうれん草の鮮やかな色合いが目を引くペペロンチーノ『ほうれん草のピュレのリングイネ〜しらす添え〜』。リングイネの表面は小麦特有のザラザラとした口当たり、しらすの歯ごたえと食感の違いも楽しめる

『冷製のアラビアータ〜自家製スモークサーモンと玉ねぎのフリット添え〜』。珍しい冷製仕立てのアラビアータは、冷製パスタを得意とする北見シェフならではの一皿。自家製のノルウェーサーモンの燻製香とフリットにした玉ねぎの香ばしさがなんとも豊かな味わい

うにの旨味が凝縮されたトマトソース『うにとトマトクリームパスタ』。うには上質なもののみ厳選、一皿に使われるうにの量は50gにもなるそう

『ホタテとニラのアーリオオーリオ』。意外な組み合わせと思いきや、一口頬張れば思わず頷いてしまう相性の良さ。素材同士の組み合わせ方にもセンスが光る!

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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