住みたい街ランキングでは常に上位にランクインする、恵比寿。
そのブランド力に惹かれ、多少背伸びをしてでもセルフ・ブランディングのために恵比寿に住む女性がいる。
恵比寿に生息する恵比寿女子、通称、“エビージョ”。
一見華やかに見える彼女たちには、窺い知れない裏の顔がある。
そんな典型的なエビージョである、マナミの恵比寿での日々を覗いてみよう。
「エビージョ!」一挙に全話おさらい!
第1話:金曜20時、恵比寿西口集合。3,000円の赤いソールを貼り、ルブタンもどきな靴に仕上げる恵比寿女子
「マナミって、本当オシャレだよね〜」
「そんなことないよ〜ありがとう。」
お気に入りのミラオーウェンの白のセットアップ。褒められるのは嫌いじゃない。
—でも、誰も知らない—
第1話の続きはこちら
第2話:女はズルく、賢く、美しく。損得勘定で振り分けた友達関係、その仇討ちとは?
「嘘でしょ...やっばぁ...」
—先に帰って寝ます❤—
と言いながら、他の男に走った自分を責めた。 よりによって、何故この二人が一緒にいるんだろうか...
第2話の続きはこちら
第3話:3万円の美容クリームを使うエビージョ、500円のニベアを使う杉並区女子にまさかの敗北
「佳奈恵が忠夫さんと...?違う、絶対嘘だ」
でも、見間違いでも何でもなかった。私のキラキラ生活に必須アイテムだった54歳の会社経営者・忠夫。
杉並区女子・佳奈恵に負けるなんて晴天の霹靂という言葉では済まされない。エビージョのプライドが、大きなハンマーで粉々に砕かれた気分だった。
第3話の続きはこちら
第4話:年収1,000万でも「なんか違う...」エビージョが男に求める“普通”の基準は変ですか?
「マナミちゃんさ、もう少し視野を広げて色んな人見てみたら?」
杉並区女子・佳奈恵とランチ中に急に上から目線で言われ、飲んでいたスープが喉に詰まりそうになる。何でそんなこと言われなきゃいけないんだ。
「何か...マナミちゃんの周りって異常だよ。マナミちゃんは普通と思ってるかもだけど、普通の人は毎日お食事会もなければ出会いもないと思うの。」
第4話の続きはこちら
第5話:遂に恵比寿・港区・目黒女子バトル勃発。結局一番人気はどの女子なのか?
ハルキの件があって以来、お食事会に行くのが億劫になってきた。前まで何時に呼ばれても24時間体制で出動していたけれど、お食事会の効率の悪さに気がつき始めた。
—結局、良い男は市場に出回っていない—
その事実に気がついてしまった。ハルキのように、“二度目まして”の人も最近増えてきた。既に食事会市場に出ている人とは会い尽くし、2ラウンド目に突入したのだ。
第5話の続きはこちら
第6話:住む場所で異なる恋愛観。優越感のために、女は女子会で小さな嘘をつく
どこか嫌な部分はないかと早希の粗探しをしていた途中で、早希の一言で固まってしまった。口約束かと思いきや、しっかり裕太は早希を誘っていた。しかも早希の表情を見ている限り、まんざらでもなさそうな感じだ。
「仲が良いと言うか何と言うか...」
本来なら、ここで裕太を褒めるべきなのは分かっている。そして早希のことを良い子だよ、と裕太に伝えるべきなのも分かっている。でも、それ以上何も言えなかった。
第6話の続きはこちら
この記事へのコメント
コメントはまだありません。