“中の上”の悲劇 Vol.10

“中の上”サラリーマンは、なぜかネイリストにモテる!なぜだっ!?なぜなんだっ!

「一億総中流社会」と言われる日本。

容姿、学歴、収入。全てにおいて「中流」の少し上に位置する人間は口を揃えてこう言う。

「上を見ればキリがないが、知らなければいい世界もある。」

この連載では”中の上”に位置する男女に起きた、さまざまな悲劇に迫る。

これまでに登場したのは、読者モデルの裕美、婚活女子を見下したワセジョの聡子、大手メガバンク勤務で宇都宮へ左遷となった健介。今週は?


茨城の公立高校から出てきた3人組。“中の上”サラリーマンになるまで


「僕ら、茨城の県立高校からの仲なんですよ。」

今回話を聞かせてくれたのは、裕二、良介、直己のアラサー男子3人組だ。

その中でリーダー格と思われる裕二が、こう口火を切った。

「“中の上の悲劇”って、田舎者の俺らにすごく当てはまる気がします。まぁ悲劇と言うほどでもないかもしれませんが。」

そう謙遜したが、彼ら3人とも一流企業と言われる会社に勤めるエリートサラリーマン。裕二と良介は損害保険会社、直己は大手鉄鋼メーカー勤務。3人とも早稲田出身だ。

大学時代から仲は良かったらしいが、社会人になってその絆はさらに強まったようだ。裕二が幹事となり、3人で食事会に行くことも多かった。

「俺ら“中の上”サラリーマンて、結構モテるんですよ。」

裕二がにやりと笑った。

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