代々木上原の女 Vol.12

いよいよ明日で最終話!「代々木上原の女」全話総集編

東京都港区。

刺激的なその街で、「もっと上の自分」を常に夢見て追い求める。だが、こんな疑問を持つこともある。

−「もっと上の自分」を目指すのが、真の幸せなのだろうか?−

日当たりの良い静かな住宅街の中、朝起きると目の前には緑が生い茂っている。朝食は、美味しいパンを、大切な人とゆっくり食べる。 そんな、一見何でもないような日常に、真の幸せがあるのではないだろうか?

可愛らしい外見とは裏腹に強い自立心を持ったユリが、代々木上原という地で、迷い、葛藤しながら自分らしさを取り戻す。

「代々木上原の女」一挙に全話おさらい!

第1話:26歳、手取り18万の損保OLが違和感を覚えた“身の丈に合わない”港区での生活

タイトなワンピースやパンツスーツをたくさん買い込み、クローゼットのワードローブはガラリと変わった。家賃や光熱費などの生活費はほとんどかからなかったが、手取り18万の給料はあっという間に失くなった。

どこに住んでいるの?と聞かれた時に「港区」と自信を持って言える自分でいることが何より大切だった。

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第2話:港区より格上?26歳OLの代々木上原への憧れと「幡ヶ谷住まい」という現実

「どこに住んでるの?」と聞かれたときに「代々木上原」と答える自分も想像した。こなれている感じで、悪くない。

港区なんて相手にせず、地に足をつけて日常をきちんと送っている大人のイメージだ。

ユリの妄想は一気に広がり、一人暮らしへのボルテージは頂点に達した。その後の行動は早かった。週末に内見を重ね、とうとう物件が決まった。

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第3話:26歳、幡ヶ谷在住のOLが送る“地に足のついた”港区より上質な生活とは

周りの30歳手前の女性たちを見渡すと、彼氏に結婚を急かしたり婚活に必死になったり、そんな話ばかりだ。決してそんな風になりたくない、と思う。

旦那を見つける前に、まず自分をしっかりさせよう。

改めて決意した。

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第4話:27歳、年収450万のOLが転職サイトで知る自分の市場価値とは?

転職サイトの受信BOKに、企業からのスカウトメールが続々と届く。月給25万円以上、18時退社残業なし、未経験可。何となく予想はしていたものの、どれも似たような内容だ。

今の会社に入って5年目。大したスキルもなくやりたいことがあるわけでもないのだから、これが精一杯の現状なんだ。下手に転職するくらいだったら、今の会社にいた方がよほどいい。

第4話の続きはこちら

第5話:「私、このままでいいのかな…」損保OLの尽きない不安への痛烈なダメ出し

「ユリちゃんてさぁ…。見た目も可愛らしいし、周りと比べて自分はそこそこイケてるって思っているんじゃない?」

ぐさぐさと核心をついてくる。

「それなのに、あれが足りない、これが足りない。本当の私はこうじゃない。そんな不満ばかり並べてさ。自分で選んだ人生でしょ?」

本質をつかれたようで胸が痛かった。

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第6話:東京タワーで気付いた本当のきもち。気心知れた元彼との復縁はアリなのか?

赤羽橋交差点で足を止め、どっしり構える東京タワーを今一度見つめると、むせび返るような感情に襲われる。頬には一筋の涙が流れてきた。

気づけば浮気事件以降、一度も泣いていなかった。懐かしい景色を前に感情が露わになったのだろう。凍ったままだった心は、ようやく雪解けを見せた。

―もう過去のことに縛られるのは止めよう。

第6話の続きはこちら

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