口説ける男 Vol.8

口説ける男:女は心のオアシスを欲している。女の愚痴を味方につけよ

東京恋愛市場で日夜繰り広げられる男と女の逢瀬。

世間の男たちは下心ありきで女性を口説き、彼女たちはどんな誘い文句を言うのかと口から出る言葉に期待する。せっかくの楽しいデートも、男性の発言ひとつで台無しになることは多いだろう。

これまでどうしてここで? というタイミングで、女性が不機嫌になったことはないだろうか。それはあなたが“口説けない男”である何よりの証拠である。

この連載では、女盛りの妹・美鈴(27)と、結婚3年目の姉・弥生(33)を通し、女性が喜ぶ口説き方の成功例・失敗例を紹介していく。

<口説ける男・過去の教訓>
一度高級な食事を奢っただけで口説けると思うな
エクスペクテーション・コントロールをマスターせよ
去り際はスマートに
サヨナライツカ的なフラジャイルな関係を演出せよ
仕事自慢ではなく、真摯な仕事への姿勢が胸を打つ
女友達の意見を侮るな!
地位のある男こそ、謙虚にせよ

今回は意識していなかった同期の弁護士が、急に「オトコ」に見えてきた……?


夏本番。しかし恋人もいない自分は、もしや冴えない女……?


もう夏本番だと言うのに、相変わらずデートを重ねるばかりで、デート相手たちとは結局恋人同士にステップアップするほどには盛り上がらない。

ジョジョくんは良い人だが、やはり会っていないときは優先順位が低くなりがちだ。待ち合せまでのお茶相手など、悪いが単に都合の良い相手に成り下がっている。バンコクの啓太は未だに思い出を記憶から取り出しては妄想を楽しんでいるが、海外在住のため会える予定はない。医者の拓馬は紳士過ぎて、なかなか進展しない。

ベストだと思っていた俳優のリョウは、4回目のデートあたりから雲行きが怪しくなってきた。予兆はあったのだが、かなりのナルシストなのだ。気づけば毎日のように自撮り写真が送られて来るようになり、始めはときめいていたドラマめいたキザなセリフも、段々とシラけるようになってしまった。

要は、皆揃ってイマイチ微妙なのだ。「いいかも」と思っても、気持ちは長続きしない。

それとも、実は私がモテない女なのではないだろうか。周囲の女友達は、彼氏との夏旅行の計画を楽しそうに練っている。そんな相手がいない私は、やはり自分で思っているよりも冴えない女なのかも知れない。

気分は完全に迷走モードに突入していた。天気はカラリと晴れ渡っているのに、私の心は梅雨状態だ。

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