口説ける男 Vol.4

口説ける男:バンコク駐在の商社マンによる「サヨナライツカ・マジック」とは?

東京恋愛市場で日夜繰り広げられる男と女の逢瀬。

世間の男たちは下心ありきで女性を口説き、彼女たちはどんな誘い文句を言うのかと口から出る言葉に期待する。せっかくの楽しいデートも、男性の発言ひとつで台無しになることは多いだろう。

これまでどうしてここで?というタイミングで、女性が不機嫌になったことはないだろうか。それはあなたが“口説けない男”である何よりの証拠である。

この連載では、女盛りの妹・美鈴(27)と、結婚3年目の姉・弥生(33)を通し、女性が喜ぶ口説き方の成功例・失敗例を紹介していく。

<口説ける男・過去の教訓>
一度高級な食事を奢っただけで口説けると思うな
エクスペクテーション・コントロールをマスターせよ
去り際はスマートに。

今回は、美鈴がバンコク駐在中の商社マンに会いに行ったようだが……?


バンコクへ向かう飛行機の中、私は胸がときめくのを無視することができない。

――空港で待ってるからね。楽しみにしてるよ。

昨日届いた彼からのLINE。バンコクに着けば、縁がなかったと数ヵ月前に諦めた啓太に会える。



出会いは、啓太自身の送別会だった。

「今ちょっとイイ感じの人が近くで飲んでるの。美鈴、一緒に行ってくれない?」

友人の愛由美に頼まれ、女子会の後に近くのダイニングバーで開催されていたその会に参加した。そこには同年代と見られる男たちが6人ほど集まっていた。

皆私たちの一歳上で、それなりにモテそうなエリートサラリーマンばかり。外資系投資銀行、外資系コンサル、総合商社マンなどが集まったその会は、東大同期の集まりだったという。そして商社マンである啓太は、一週間後にバンコクへの転勤を控えていた。

一目見たときから、彼は私の好みの外見だった。

180cm以上ありそうな長身と、シンプルなシャツの着こなしが似合う長い首。整ったしょうゆ顔には笑顔が良く似合う。

ただのお食事会とは違う、偶然の出会いに限って、好みの男性に突然出くわすことが多い。

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