東京恋愛市場で日夜繰り広げられる男と女の逢瀬。
世間の男たちは夢中で女性を口説き、彼女たちはどんな誘い文句を言うのかと口から出る言葉に期待する。せっかくの楽しいデートも、男性の発言ひとつで台無しになることは多いだろう。
これまでどうしてここで? というタイミングで、女性が不機嫌になったことはないだろうか。それはあなたが“口説けない男”である何よりの証拠である。
この連載では、女盛りの妹・美鈴(27)と、結婚3年目の姉・弥生(33)を通し、女性が喜ぶ口説き方の成功例・失敗例を紹介していく。
前回の教訓は「一度高級な食事を奢っただけで口説けると思うな」。
今回は美鈴がオタク男と、急なデートをすることになったが……?
ジョジョ好きなオタク男。存在感は薄かったはずだが……
お食事会で俊介に初めて会ったときは、ただのオタクという印象で存在感は薄かった。趣味の話で「ジャンプの『ジョジョの奇妙な冒険』という漫画が好きです」と言っていたときだけ、淡い好感を覚えた。少年漫画好きな女子は意外に多い。
お食事会のときは大人しかったのに、その後、俊介からは毎日の......
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