こじれたふたり Vol.6

彼と何回夜をともにしても「好き」と言ってもらえない。脱・遊び相手を決意した女はついに…

目まぐるしい東京ライフ。

さまざまな経験を積み重ねるうちに、男も女も、頭で考えすぎるクセがついてしまう。

そしていつのまにか、恋する姿勢までもが”こじれて”しまうのだ。

相手の気持ち。自分の気持ち。すべてを難しく考えてしまう、”こじらせたふたり”が恋に落ちたとしたら…?

これは、面倒くさいけれどどこか憎めない、こじらせ男女の物語である。

◆これまでのあらすじ

ショーンと志保は酔った勢いで、体の関係を持ってしまう。ショーンは、ただ志保との距離を縮めたかっただけだったので、後悔するのだが…。

▶前回:緊急事態宣言を逆手に取って「今夜うちで飲まない?」と女子を誘ったら…。男が後悔した理由とは


志保:「ショーンはやっぱり…」


部屋にコーヒーのいい匂いが立ち込める。寝ぼけ眼で、キッチンに立つショーンを眺めた。

「起きた?はい、どうぞ」

私に気が付いたショーンは、マグカップを差し出す。

知らない間にシャワーを浴びたのだろう、湿った髪の毛が妙に色っぽくて、ついついその姿に見惚れてしまう。
......


この記事へのコメント

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No Name
連絡をとるのをやめようって行動できるなら、その前に私のことをどう思うのか聞いてみればいいのでは?
2021/09/12 05:1899+返信6件
No Name
志保っていい歳してこじらせすぎ!ショーンが好きなんだし2人で会って楽しいならもう少し様子見ながらでもいいと思う。理由も言わずいきなり連絡取らないとか失礼と思う
2021/09/12 05:5799+返信7件
No Name
もしかして、この先毎週毎週ずーっとウジウジしてるのを読まされるの?
一方的に連絡断つなんて、どれだけ相手を傷付けるのかわからないのかな。志保は卑下してるフリして、実はものすごく自分勝手。こういう人は面倒くさい。
2021/09/12 06:2992返信3件
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