こじれたふたり Vol.11

「私と付き合いたいなら、毎日欠かさずに…」満たされたい願望の強い女が、男に課した恋人の条件

目まぐるしい東京ライフ。

さまざまな経験を積み重ねるうちに、男も女も、頭で考えすぎるクセがついてしまう。

そしていつのまにか、恋する姿勢までもが”こじれて”しまうのだ。

相手の気持ち。自分の気持ち。すべてを難しく考えてしまう、”こじらせたふたり”が恋に落ちたとしたら…?

これは、面倒くさいけれどどこか憎めない、こじらせ男女の物語である。

◆これまでのあらすじ

ついに、ショーンと志保はお互いの気持ちを語り合う。そして、ショーンは志保が婚活していたこと、仮交際というものをスタートさせたと知る。しかし、それでも自分と付き合って欲しいと志保に告白し…。

▶前回:「好きだ」と告白したら「私も好きだった」と、過去形で返されて…。意味深な言葉の意味とは


「…改めて言う。僕と付き合って欲しい」
「…」
「ダメかな?」

ショーンとの間に、沈黙が横たわる。

この沈黙を破るのは、私の役目。そのプレッシャーを今、まさに感じている。

婚活をしていたこと。結婚相談所にも入会したこと。仮交際をはじめたこと。それら全てを伝えても......


この記事へのコメント

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No Name
何気なくでも、悪気がなくても、顔とか見た目のことを言われてすごく心に傷が残っちゃう事ありますよね。それを乗り越えられて良かったと思います!
お二人( 2カップル) お幸せに。
2021/10/10 05:2899+返信1件
No Name
この連載好きでもう少し読んでいたい気持ちだったから…
終わってしまって残念。だけど、志保としょーちゃんが付き合う事になり、本当によかった♡
2021/10/10 05:2671返信1件
No Name
1日1回可愛いと本気で言ってるならいいけど、ルール化で義務として言われてもなんにも嬉しくないわ。日付変わる直前にギリギリ思い出して言うとかもう、今から前途多難。
2021/10/10 05:4055返信4件
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