焼き鳥デートに最適!恵比寿で「大人の焼き鳥」ならこの5軒!

恵比寿三丁目交差点からすぐ。外から中の足元だけが見える窓はムードを感じられ、入りたくなる

希少部位の旗手であり、ムードも抜群な人気店『白金 酉玉 別館』

最近では希少部位を提供する焼き鳥店も珍しくないが、そのレジェンドとも言える存在が恵比寿にある。それが、こちらの『酉玉』だ。

近くに本館があるが、より大人でしっぽりしたムードを求めるなら、別館が正解。

最寄り駅は恵比寿だが、歩けば15分はかかる。そんな離れた立地にも関わらず、予約が絶えないと言う。

目的は、やはり20種以上揃える希少部位。

提供する際は、このような銅の板に乗せられる

1.おたふく
鶏の胸線にあたる部位。ねっとりとした歯ごたえが印象的。バターのような甘味があり、濃厚な乳製品を思わす味わい。

2.小豆
名前通りの見た目の脾臓。ふんわりとした食感が特徴で、まるでレバーペーストのよう。胆のうから移った淡い苦みを楽しめる。

3.みさき
雄の尾は「ぼんじり」として親しまれているが、こちらは雌の尾。上品でむっちりとした食感が美味。ガリバタ味で堪能を。

4.かんむり
コラーゲンたっぷりのトサカ。部位自体に味はなく淡泊。カリカリに焼かれた皮の中に、ねっとりとした舌触りを感じる。

5.ガツ
焼肉でもお馴染みの胃袋! ガリッ! コリッ!とした力強い食感が特徴。脂が多くて旨みが強く、醬油ダレとの相性が良い。

6.さえずり
シャクっとした食感の気管。管状部位で、他にはない愉快な食感を楽しめる。気管のまわりに付いた肉は、まったりとした味わい。

メニュー表には希少部位が33種類が並び、日によってあるものと無いものがある。部位の特徴が、手書きで解説されているおり、“鶏愛”を感じる

メニューに目を落とすと、定番串に混じって、「みさき」「さえずり」「小豆」など、どの部位なのか見当もつかない名称がずらり。

その中には、店主の伊澤史郎さんが命名したものも多いというから驚きだ。

というのも、伊澤さんが客として通っていた横浜『だるま』や、修業を積んだ八丁堀『さくら家』で鶏の希少部位を提供していたことが、同店のルーツだとか。

さらに、精肉卸を営む旧知の知人と店主の縁によって、これだけの種類の仕入れが可能になった。

大人気の「ちょうちん」350円

もちろん、希少部位の代表格ともいえる「ちょうちん」もある。

今でこそよく見かけるが、同店では20年前からこのスタイルで提供。本数制限がないのも嬉しい。

部位の特性に合わせ、塩、タレで仕上げる串もあれば、醤油やガーリックバターで味付け。

いずれも、部位の旨みを存分に引き出す工夫がなされている。

鮮度抜群で、旨みが濃い「鴨ささみ刺身」850円

“珍しさ”だけで終わらせず、美味として昇華させるセンスと技術には脱帽する。

そのあくなき探究心こそが、希少部位を謳う他店の追随を許さない所以だろう。

こちらのソファー席個室は4名から利用できる。窓の向こうには個室専用のテラスが広がる

5つの個室をメインとする、“おこもり焼き鳥”が新しい!『喜鈴 別邸』

恵比寿駅西口の坂の上。恵比寿南1丁目の閑静なエリアに店を構える。

スタイリッシュなビルの4階にあり、エレベーターを降りると、高級割烹のような空間がお目見え。

『喜鈴 別邸』を訪れると、まずその落ち着いた雰囲気に驚く。ここは、焼き鳥店には珍しい個室主体のお店だ。

2〜4名で使える個室をはじめ、5部屋を用意。最大7名まで利用でき、ゆったりと設けられた空間が落ち着く。カウンターも8席あり

5つある個室は接待やお忍びデートに重宝されている。

なかでも、4名から利用できるテラス付きのソファがある個室は、一層“らしくなく”、じっくり話したいときにも最適だ。

左が「とろレバー」。レアに仕上げたふわふわの食感と、甘めのタレが好相性。右が手羽元の部位にあたる「ふりそで」。皮を一度外してから身に巻き付けパリッと焼き上げる。紹介した焼き鳥は、コース3,500円~の一例

恵比寿屈指の人気店ゆえ、もちろん焼き鳥も抜かりない。鶏は京都・丹波黒鶏をメインに、約30種を備長炭で焼き上げる。

「だき身」はむね肉を包むように皮で覆い、北京ダックよろしく皮はパリッと焼き上げ肉はジューシーに。

レバーは何度もタレにくぐらせながら火を通し、“てり”を出して美しく仕上げていく。

店主の出田啓二さんが中華出身ということもあり、至るところに、その技法が効いている。

「小籠包」1個300円。コラーゲンたっぷりの白湯を包み込んでいる

また、皮から手作りしている「小籠包」や、〆の「白湯ラーメン」など、串以外の料理も抜群に美味しいと評判だ。

個室で寛ぎながら焼き鳥の味をゆったりと楽しむ。

そんな、今までなかった選択肢があるのも、恵比寿の懐の深さといえる。

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