2020.10.14
ヤバイくらいに愛してる Vol.8愛しすぎるが故に、相手の全てを独占したい。
最初はほんの少しのつもりだったのに、気付いた頃には過剰になっていく“束縛”。
―行動も、人間関係の自由もすべて奪い、心をも縛りつけてしまいたい。
そんな男に翻弄され、深い闇へと堕ちていった女は…?
◆前回までのあらすじ
「仕事よりも亮と一緒にいたい」そんな思いが募るうちに、詩乃はこれまで夢中で打ち込んでいたはずの仕事を、中途半端に投げ出すようになってしまった。
そのことがきっかけで、詩乃は信頼を失い始め…?
▶前回:男に呼び出されたら、夜中でも駆けつける女。呼ばれた彼の部屋で耳にしてしまったモノ
―まだ15時か。今日は、亮からの呼び出しあるかなあ…?
詩乃は自分のデスクからオフィスの時計を眺めつつ、そんなことを考える。最近、時計の針が進むのがやたらと遅く感じるのだ。
亮と付き合う前までは、時間も忘れて仕事に夢中になっていた。だから1日があっという間に過ぎると感じて......
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恋愛真っ最中の人には何言っても届かない。
これが友達なら、ここまできたら本人が気付くまで放っておく。
気付かないならそれはそれで本人は幸せでいいんじゃないのって思う。ただ、距離は置くと思うけど。
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