モラトリアムの女たち Vol.3

「仕事が育児の息抜きなの」“充実ぶり”をアピールするワーママに、専業主婦の女が放った一言

何不自由ない生活なのに、なぜか満たされない。

湾岸エリアのタワマンで、優しい夫とかわいらしい娘に囲まれ、専業主婦として生きる女。

ーあのときキャリアを捨てたのは、間違いだった?

“ママ”として生きることを決意したはずの“元・バリキャリ女”は、迷い、何を選択する?

◆これまでのあらすじ

湾岸のマンションで育児に専念中の未希は、元々バリキャリ志向の女だった。

ママ友・華子の復職に心がざわつきながらも、同じママ友で専業主婦をしているまりあの価値観にも、イマイチ同意できない。未希は複雑な胸のうちに戸惑うのだった…。

▶前回:「旦那さんの稼ぎ少ないの?」タワマンのゲストルームで露呈した、女たちの静かなバトル


「私、結婚前は赤坂の美容クリニックで看護師してたんだけどね。正直、仕事が楽しいなんて思ったことなかったなあ」

日比谷公園への散歩帰りに寄った、東急プラザの『THE APOLLO』。ランチをしながら、まりあはため息交じりにつぶやく。

未希は華子主催のお茶会以来、まりあと出掛......


この記事へのコメント

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No Name
仕事を辞めてしまうと自分が仕事していた頃のことは忘れてしまうのね
自分で自覚できたからまだ救いだけど、これじゃ嫌みな姑みたいだよ
2020/09/21 06:3999+返信1件
No Name
専業主婦と兼業主婦の時間に対する意識の違いが浮き彫りになったね💦

東京カレンダー、慶応出身が多いけど、未希の旦那さんもか。彼は、内部生にコンプレックス持ってない系地方出身男子なのね😃 そうでなかったら、娘のお受験に積極的なはずだし(偏見)。
2020/09/21 05:4456
No Name
未希、歪んでるなぁ〜。
2020/09/21 06:2850返信1件
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