何不自由ない生活なのに、なぜか満たされない。
湾岸エリアのタワマンで、優しい夫とかわいらしい娘に囲まれ、専業主婦として生きる女。
―あのときキャリアを捨てたのは、間違いだった?
“ママ”として生きることを決意したはずの“元・バリキャリ女”は、迷い、何を選択する?
◆これまでのあらすじ
湾岸のマンションで育児に専念中の未希は、元々バリキャリ志向の女だった。
今は夫・慎吾の優しさに包まれながら専業主婦生活を満喫しているが、ママ友の華子が復職するという話を聞き、心がざわつきだして…?
▶前回:家事に協力的な夫と、かわいい娘。それでも女が満たされないワケ
「お邪魔しまーす…」
未希は恐る恐る、マンションの高層階にあるゲストルームへと足を踏み入れる。すると、テーブルの上に並べられた鮮やかな手土産の数々に目を奪われた。
『ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ』のマンゴープリンに、『エシレ』のガトーエシレ。それから『ラデ......
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この記事へのコメント
専業主婦になったことないから分からないけど、それが“合う”人とそうでない...続きを見る人といるんだろうな。
一応私はバリキャリの部類だけど妹にはコンプレックスしかないわ。
どこに行ってもこういうタイプの人っているのねぇ。
そんなタワマンていいのかな。
天災でライフラインが寸断されるような所住みたくない…。