ヤバイくらいに愛してる Vol.3

デート前に4時間、彼氏と連絡が取れなくなった。「仕事だった」と言い訳する男に覚えた違和感

愛しすぎるが故に、相手の全てを独占したい。

最初はほんの少しのつもりだったのに、気付いた頃には過剰になっていく“束縛”。

―行動も、人間関係の自由もすべて奪い、心をも縛りつけてしまいたい。

そんな男に翻弄され、深い闇へと堕ちていった女は…?

◆これまでのあらすじ

出会ったばかりなのにスケジュール共有アプリをインストールするよう、強要された詩乃。亮の危うさを感じているはずの詩乃だったが、彼に流されて付き合うことを決めてしまい…?

▶前回:まだ付き合っていない男の部屋に、呼び出された女。そのとき女が取った行動は


「えっ、ちょっとそれはヤバいよ。なんでそこまで怪しい人と付き合うの!?」

亮と付き合うことになった翌日の昼休み。詩乃は、同僚と会社近くの『Shiro café』に来ていた。昨日のレイトショーをドタキャンしたお詫びに、コーヒーをご馳走するためだ。

ことのあらましを話すと、同僚たちから大ブーイングをくらう。

「そういう男って、自分より格下の女を自分の言いなりにすることで、支配欲を満たすイタイ男だって。悪いことは言わないから、昨日のことはなかったことにしてもらいなよ」

「今からでも遅くないから」と、亮との恋愛をやめさせるために、必死で説得してくる。

言われるまでもなく、亮の不気味さは詩乃も感じている。

だけど、それを人から言われると「彼の良いところも知らないクセに…」と、少しムカついてしまう。

それに恋愛経験に乏しく、異性にときめくことも少ない詩乃にとって、久々にできた彼氏だ。もう少し様子を見てもいいんじゃないかと思ってしまうのだ。

そのせいか、同僚たちの冷静なアドバイスも素直に聞き入れがたかった。

それに今週末も、亮の家でお泊まりの約束をしている。

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