報道ガールの恋愛事件簿 Vol.9

これでもまだ、私を女として見てくれる…?デートの夜、素性を明かした女に男が取った行動

—ありのままの自分を、好きな男に知られたくない。だってきっと、また引かれてしまうから…。

高杉えりか、25歳。プライベートはほぼ皆無、男社会に揉まれ、明け方から深夜まで拘束される報道記者。しかも担当は、血なまぐさい事件ばかりだ。

だけど、恋愛も結婚もしたい。そんな普通の女の子としての人生も願う彼女は、幸せを手に入れられるのかー?

◆これまでのあらすじ

えりかは、激務が理由で浮気されたトラウマから、好きな男性に職業をなかなか打ち明けられない。しかし仕事に対し自信を取り戻したことで、創太に記者であることをついに伝え…。

▶前回:デートに1時間遅刻し、“ありえない姿”で登場した女。彼女を見るなり、男が放った一言とは


「創太さん。私、TQBテレビの報道記者なんです」

固く握った手のひらに、じわりと汗がにじむ。暑さのせいではない。ついに言ってしまった。

これまで食事会に参加しても、会社名を言うとその時点で“女”として見られなくなった。

キー局勤務というだけで男性陣の温度感が下がるの......


この記事へのコメント

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No Name
創太が理解ある人かつおおらかな人で良かったねぇ😊

この先もうまく事が進みますように。
2020/09/07 05:1199+
No Name
創太、良い奴…!!
元カレとの対決は言いたいことをサクッとバシッと言ってサッと帰って来ればいい!…ホントは行かなくてもいいと私は思うけど(そんな時間あるなら創太とデートして欲しい!)、えりかなりのけじめをつけに行くんだね。応援してる!
2020/09/07 05:2896
No Name
来週、何が起きるのかな
嫌なことじゃないといいな
2020/09/07 05:1253
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