日常を豊かにする店 Vol.4

銀座は歌舞伎座裏に隠れ家風の居酒屋を発見!おまかせで出される創作和食が絶品だ!

予約の取れないハイエンドなレストランばかりを追うことに疲れたという声もちらほら聞こえた2019年。

その声に反応するかのように、今年はリーズナブルな良店が増えてきた。

価格とクオリティを両立したレストランに通えば日常がより豊かになっていくはずだ!

歌舞伎座のすぐ真裏に当たる路地に佇む一軒家が『歌舞伎座裏まさし』。看板はなく、お店の前に置かれた行灯が目印。8席のカウンターと2階には10名までの個室がある


ほんのり灯る歌舞伎座裏を入り
粋な料理をつまみに旨い酒を飲む。
そうして銀座の夜は更けていく

『歌舞伎座裏まさし』

今年の6月、東銀座に立地のとおりの名をもつ和食店『歌舞伎座裏まさし』が誕生した。

路地裏を進み店に入ると、そこはカウンターに8席が並ぶ小体な店。腕をふるうのは日本料理歴17年、晴れて独立した加藤将史さんだ。

上から時計周りに「藁焼きで仕上げた愛知県産鰆のたたき」、「北海道根室産ウニのひと口寿司」、「和歌山県産カワハギの肝のせポン酢」


コースは6,500円からと良心的にして、その展開は食道楽の心を躍らせるもの。

例えばお造りに入る「藁焼き鰆のたたき」は工程が臨場感満点。パチパチと音を立てながら高くあがる炎で鰆が炙られ、脂が溶けたころに手早く切られ提供される。

藁の香りがほんのりついた肉厚の鰆は旨味満載の海の恵みで、日本酒を呼ぶのは言わずもがな。


名物と呼ばれる「蓮根と岩海苔入りもち豚餃子」は竹炭塩で頂く。濃厚でジューシーな肉の味を堪能するなら、そのままでも美味。


奈良漬入り自家製タルタルで和えた富山県産白エビを挟んだサンドイッチ。付け合わせはピクルスでなく自家製のガリや漬物となる。

真鱈の白子の天ぷらに蟹のあんかけをかけ、パルミジャーノレッジャーノをふりかけたお椀。上記料理はすべて¥8,500のコースから


また懐石的メニューを味わう中、「蓮根と岩海苔入りもち豚餃子」や「奈良漬入り白エビのサンドイッチ」など身近なメニューにひと工夫された料理が登場し、ほっと心がほぐされる。

加藤さんは、「そういう料理を組み込むことでリラックスしてもらえたら」と話すが、その狙いは的確。


寛ぐことでさらに食事を美味しく感じられる好循環が、この和食店には起こっている。

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