銀座を遊びつくせ! Vol.4

銀座なのに最強コスパ!『ラベットラ・ダ・オチアイ』のお得ディナーを徹底解剖!

銀座で有名シェフの絶品イタリアンが3,800円で食べられる……そんな奇跡を体験できるのが『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』だ。

日本のイタリア料理界を牽引する落合務シェフが銀座1丁目に構えたイタリア食堂は、今年で20周年!この店がなかったらイタリアンはここまで普及していなかったに違いない。

コースは組み合わせ自由で迷う事必至!抑えておきたい名物から常連が好む変わり種まで、組み合わせの極意を伝授しよう。

料理の美味しさに加えて、カジュアルでありながら気品も漂う店内の居心地の良さも魅力

イタリアンを気軽な食へと導いた
巨匠の想いがコースの随所にちりばめられる

日本のイタリア料理界を牽引する落合務シェフが50歳にして構えたイタリア食堂『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』。彼の「多くの人に気軽に美味しいイタリアンを味わってほしい」という素直な世界観を表現しているのが、サンパチコースである。

『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』オープン当時イタリアンは「高級」というイメージがまだまだ強かった時代。そんなイタリアンを、親しみやすい料理へと導いたのが同店なのだ。

『グラナータ』時代から落合シェフの元で修業を積んだ成田総料理長が味を引き継いだ現在も"安い"は据え置き、"旨い"は右肩上がりという感動のコースは現在。

前菜、パスタ、メインのメニューの中から好きなものを選んで注文するというスタイルを日本に定着させたのも同店の功績だろう。

「前菜盛り合わせ」。内容は日により異なるが、この日は「カポナータ」、「ブロッコリーのアリオリアンチョビ炒め」、「サーモンの自家製マリネ」、「カンパチのカルパッチョ」、「魚のカルピオーネ」、「パルマ産生ハム」、「白レバーのムース」、「豚モモの自家製ハム」、「トウモロコシの冷製スープ」、「吉田牧場のモッツァレラとトマト、バジルのサラダ」の10種。

銀座イタリアンとは到底思えぬ安さ
しかし、味はしっかり高級店

前菜、パスタ、メインはどれも10種類以上が揃い、どれを選んだらいいのか迷ってしまう。そんな時は、『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』が誇る人気料理をチョイスしてみて欲しい。

まず前菜は「前菜盛り合わせ」。こちら名前に惑わされることなかれ。前菜がちょこんと3種ほど盛られていると想像するかもしれないが、そこは「銀座の奇跡」と評される同店。3種ではなく10種の前菜を楽しめてしまうのだ。出てきた瞬間にその豪華さに目を疑ってしまうほどだ。

『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』オリジナルのシャルキュトリーや、旬の魚や野菜など、メニューにはないものを盛りつけるのもこだわりのひとつ。もしも前菜で同じ料理を注文している人がいる場合には、違うものを盛りつける徹底ぶりだ。

「新鮮なうにのスパゲッティ」。ニンニク、ホールトマト、生クリーム、オリーブオイル、白ワイン、アンチョビのみでうにを表現しているソースが絶品!うにはソースに使用していないとは思えないほどの「うに感」に驚かされるだろう。

これぞオチアイの看板メニューだ!
いまでは当たり前の「うにパスタ」の元祖の味!

続いてパスタは「新鮮なうにのスパゲティ」がイチ押し。うにを使用したパスタを提供するイタリアンレストランは多いが、その先駆けが落合シェフ。

同メニューは『グラナータ』時代から提供続けている『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』の代名詞的な料理。この美味しさを味わうことなく帰っては、もったいない。

「たくさんうにを使用すれば美味しいのは当たり前。この味を守り続けています」と総料理長。これはうにパスタ好きには絶対に味わって欲しい逸品である。

メインには「真ダイのグリル」をチョイス。

この組み合わせなら、メインには隠れた人気の旬の魚のグリルをチョイス。

皮目のみをじっくりと火を通していき、ふんわりと仕上げた優しい口当たりだ。ズワイガニベースのアサリ出汁が効いたソースも魚の味を引き立てくれている。

前菜からバランスが最高な、ディナーコースの一例だ。

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