−“女”の幸せとは、結婚し、子どもを産み育てることである。
そんな固定概念は、とうの昔に薄れ始めた。
女たちは社会進出によって力をつけ、経済的にも精神的にも、男に頼らなくてもいい人生を送れるようになったのだ。
しかし人生の選択肢が増えるのは、果たして幸せなことだろうか。
選択に結果には常に自己責任が伴い、実際は、その重みで歪む女は少なくない。
この連載では様々な女たちの、その選択の“結果”をご紹介する。結婚願望が強い美香(34歳)、不本意にデートを繰り返す人妻・真弓(32歳)、産後鬱に陥った由里子(33歳)、育児と仕事の両立に悩む会社役員の麻里、キャリアを逃した高学歴女・佳代(35歳)を紹介した。
今回は、「結婚だけが女の幸せじゃない」と語る友里恵(29歳)のお話。
「夫婦だからって、お互いに最愛の人だとは限らない。…そう思いませんか?」
土曜の午後。都心とは思えぬ緑に囲まれた『ザ カフェbyアマン』で、不敵な笑みを浮かべる女がいた。
友里恵・29歳。慶応卒、外資系投資銀行勤めのエリート美女だ。
しかし彼女がいま身に纏う黒のノー......
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この記事へのコメント
認知して貰えるのかな。
それとも産むな、と言われるのか。
認知することになったら、奥さんにもいずれバレるし、慰謝料請求されたらどうするのかな。
一生、愛人、という立場なんて、自分だったら絶対に嫌。