目を覚ました瞬間、何もかもが夢だったんじゃないかと思った。
いつもと違うシーツの感触、匂い。ブラインドから漏れる光に浮かぶ、モノトーンの見慣れぬ部屋。
−えーっと…何があったんだっけ…。
舞い上がっているうちに過ぎた昨夜の記憶を手繰り寄せていると、熱っぽい男の腕に肩......
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目を覚ました瞬間、何もかもが夢だったんじゃないかと思った。
いつもと違うシーツの感触、匂い。ブラインドから漏れる光に浮かぶ、モノトーンの見慣れぬ部屋。
−えーっと…何があったんだっけ…。
舞い上がっているうちに過ぎた昨夜の記憶を手繰り寄せていると、熱っぽい男の腕に肩......
「モテる男なんて苦労するだけ」
「結婚するなら誠実な男が一番」
早々に結婚を決めた女友達が、口を揃えて言うセリフ。
だが本当にそうなのだろうか。ときめきのない男と結婚して、幸せなのだろうか。
そう疑問を呈するのは、村上摩季・27歳。
モテ男にはモテるなりの理由がある。男としての魅力があるからモテるのだ。そういう男に愛されたいと願うのは、女として当たり前ではないか。
これは、痛い目にあいながらもなお「モテ男と結婚したい」と願う摩季の、リアルな婚活奮闘記である。
この記事へのコメント
略奪したいなら宣言なんかしないで水面下で動いた方がいいと思うんだけど。頭悪くない?