今さら聞けないワインの基礎知識 Vol.23

クーラーボックスも、コルク抜きも不要!GWにサクッと“外飲み”するのにちょうどいいワイン、教えます 。

ゴールデンウィークのあたりから、屋外で飲む機会はどんどん増えていく。

大勢でのむなら、ワインボトルをを持っていくのも楽しいに違いない。

そんな外飲みに相応しいワインについて、ワインジャーナリストの柳 忠之氏に聞いてみた!

Q.気温も気候も心地よい、この季節。友人たちとの持ち寄りにも丁度いい、外飲みに最適なワインってどんなの?


柳「今年の桜もあっという間に終わっちゃったね。でもさ、お花見の時期はまだ肌寒くて、屋外でワインって気分じゃないよね。」

――そうなんですよ〜。とくに夜桜ともなれば、カセットコンロを囲んで鍋と熱燗でむしろ温もりたい感じです。アウトドアでワインを楽しむのは、まさにこれからが本番ではないでしょうか? てなわけで、今回のお題目は〝お外でワイン〞とさせていただきます。

柳「おお、そう来ましたか。僕も業界の仲間としばしば、多摩川の河川敷でBBQするよ。」


アウトドアで味わうなら、高級ワインは宝の持ち腐れ


――ワイン業界の方々だと、グランピングさながらの、立派なワインばかりが集まるんでしょうね。

柳「いや、それほどでもないよ。アウトドアだと風も吹くから微妙な香りを嗅ぎ取りづらい。手を滑らすリスクも大きいので、それに見合う立派なグラスも持って行けない。したがって、アウトドアに超がつく高級ワインは不釣り合いなんだな。」

――へ〜、そうなんですね。

柳「これは娘のパパ友たちとのBBQでの話だけど、あるパパが持参したワインが98年のシャトー・オー・ブリオンだった。「いただきものなので」と、その価値も知らずに持ってきちゃったらしい。

グラスの代わりにプラカップに注いで飲んだけど、春風に香りはかき消され、口に含めば渋みばかりが目立って、せっかくのオー・ブリオンが台無し。今思えば罰当たりな行為だった。やっぱりワインにもTPOがあるよね。」

――すると、アウトドアで飲むなら安ワインで十分だと?

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