外銀女子 Vol.10

「私は、据え膳食われなかった女...」打ちひしがれる外銀女子に舞い込んだ、魅力的な誘い

“生まれつき勝ち組”だなんて胡座をかいていられるのは、今だけよー。

佐藤直子(27歳)は地方の下流家庭出身だが、猛勉強の末に東大合格、卒業後は外資系証券会社に入社。独力でアッパー層に仲間入りした「外銀女子」。

そんな直子の前に“生まれながらの勝ち組”・あゆみが現れる。

容易く多くを手に入れるあゆみに、直子の苛立ちは募るばかり。

そんな時、中学・高校時代の同級生・知也と偶然再会した直子。つかの間の春が訪れたかと思った矢先、実は彼が天敵・あゆみの元彼だったと判明する。

あゆみを意識しすぎるあまり、直子は思わず自ら知也を家に誘ってしまうが、なんと知也は直子に指一本触れることなく帰ってしまったのだった。


常夏のシンガポール。

外はむせ返るような湿度だが、オフィスビルの中はエアコンが効きすぎてむしろ寒いくらいだ。

エレベーターから地上を見下ろすと、昼過ぎの街並みは通りを行く人々で賑わっていた。

8時から分単位で詰め込まれた投資家とのミーティングは、これでようやく5件目......


この記事へのコメント

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わー!モテモテ!(仕事で)
2018/10/03 05:1699+返信6件
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ぶっちゃけこれだけのキャリアがあれば日本のベンチャーのCFOなんていつでもなれる。でも、NY本社のアナリストなんて次のチャンスあるかわからない。NY行って更にキャリア積んでから戻りたければ日本に戻ればいい(NYで上手くいけば日本になんて帰りたくなくなると思う)。迷うとこじゃない。
2018/10/03 07:0899+返信10件
No Name
努力の結果が認められるって、最高に心踊るよね。そして、好きな相手からも認められて。
見栄とか損得抜きで、仕事なのか恋なのか、自分の心の奥底にある気持ちがどちらにせよ、素直に心に従うのが、一番後悔しないよ!頑張れっ。
ただNYを選んで、自分のキャリアを最高にして、その世界の目線で、また恋をしてもいいと思うな。
2018/10/03 05:3799+返信4件
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