200億の女 Vol.31

女を騙して200億を手に入れた男。翻弄され続けた女の、破滅へのカウントダウン

騙されたのは女か、それとも男か?
「恋」に落ちたのか、それとも「罠」にはまったのか?

資産200億の“恋を知らない資産家の令嬢”と、それまでに10億を奪いながらも“一度も訴えられたことがない、詐欺師の男”。

そんな二人が出会い、動き出した運命の歯車。

◆これまでのあらすじ

詐欺師の策略により、智は夫と離婚し、詐欺師と恋人関係に。しかし智が騙されていたことに気がつき、自分で決着をつけたい、と父に願い出た


丸の内・兼六堂の社長室


「全ての送金が、完了したようです」

秘書の長でもある氷室からの簡潔な報告に、書類にサインをしていた神崎潤一郎の手が止まった。これで200億が小川親太郎の元に届いたことになる。

1週間程前。

小川親太郎と電話で話した2日後、潤一郎の自宅に送られてきた封筒の中には、10......


この記事へのコメント

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No Name
おお、大団円! いつもみたいな無理矢理まとめ感なくてよい読後感です。もういっぺんはじめから通して読もうかな。
2020/01/12 05:2599+返信2件
田舎者
最後はお見事です。やはり親太郎は負け、智さんは大輝さんと再スタート。爽やかさも感じさせるエンディング......連載お疲れ様でした。🙇🏻‍♂️

ちなみにドラマ化しても面白いかも。😉
2020/01/12 06:2799+返信34件
No Name
お父さんの愛に泣いた。。。
2020/01/12 06:5699+返信5件
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