東京結婚ファイル Vol.1

東京結婚ファイル:理想とは違うけど…。30歳、とにかく結婚できそうな男を選んだ“妥協婚”の結果

ー結婚の正解が知りたいー

未婚・既婚に限らず、「幸せな結婚とは?」と、頭を悩ませている者が多い現代。

妥協婚、事実婚、国際結婚、授かり婚、年の差婚など、多様性があるからこそ迷ってしまうのも事実。

未婚者は、自分にはどのスタイルが合っているのか。既婚者は、他の選択肢があったのではないか、と一度は考えるのではないだろうか。

結婚に「正解」があるとすれば、自分にとってのそれは何なのか?

結婚してしまった人も、これからの人も、色んな結婚のカタチをご覧いただこう。


File 01:妥協婚を選んだ女


名前:明美
年齢:33歳
職業:専門商社勤務
パートナーの職業と年収:大手ゼネコン勤務・650万
結婚暦:3年
結婚のタイプ:妥協婚


「ちょっと仕事抜けてきました」

そう言ってはにかみながら、明美は『CRISTA』のテラス席に現れた。白のコクーンブラウスと、ベージュのスカートというシンプルな出で立ちだ。

「服飾系の専門商社なので、社販で色々と安く買えるんです」

本人はそう謙遜するものの、華奢なゴールド系アクセサリーからセンスの良さが伺える。

そんな彼女は、3年前に同じ年である康太と結婚し、現在は勝どきに夫婦二人で住んでいるという。

「康太を一言で表現するならば、とにかく“いい人”、ですかね。優しいし、大手ゼネコン勤務で一生安泰。福利厚生もしっかりしてるし、子供ができても贅沢をしなければ問題なく育てていける程度の収入もあります」

夫婦仲は至って良好だと言うが、しばらく話を聞いていると明美の口からは本音が漏れてきた。

「でもたまに、ふと思うことがあるんです。“本当にこの人で良かったのかな”って」

明美が康太と結婚を決めた理由。それは、タイミングが良かったこと。

そして30歳を目前にして、“結婚できそうだったから”に他ならない。

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