
広尾の高級マンションで出会った、若い男の正体とは。強気な外銀女子が“女”を見せた夜
“生まれつき勝ち組”だなんて胡座をかいていられるのは、今だけよー。
誰もが認める努力の女・佐藤直子(27歳)は地方の下流家庭出身だが、猛勉強の末に東大合格、卒業後は外資系証券会社に入社。独力でアッパー層に仲間入りした「外銀女子」である。
そんな直子の前に“生まれながらの勝ち組”・あゆみが現れる。
お嬢様の力など借りたくないのに、あゆみのアシストによりクライアントにアピールする場を得る直子。感謝の気持ちはあるものの、プライドを傷つけられてしまうのだった。
東京で最後に笑うのは恵まれた女?...それとも、努力の女?
“恵まれた女”の告白
オフィスビル47階にある、社員用ジム。
東京のアッパー層にいるという自負を存分に満たしてくれる、輝く夜景を背景にして、あゆみはこう言った。
「私、今年いっぱいで辞めるつもりなんだよね」
あまりに突然のカミングアウトに直子の動きが止まる。しかし、この会社で人が辞めるこ......
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この記事へのコメント
直子は頑張り屋さんで負けず嫌いで素敵だけれど、今のまま相手への思いやりや謙虚さに欠けたままだと、そのうち大きな失敗をやらかしそうで、心配です。
でももう、自分も勝ち組にいるんだから、変な劣等感とか忘れて、自分のことだけ考えられればいいのにね。生まれた環境なんて、しょーがないんだからさ!
こう言う人は、時々、地元でフツーの生活送ってる同級生とかに会えば自分のことを認めてあげられるのに…なんて思いながら読んでいたら、同級生登場した(笑)。彼は何者なんだろう!?
それをひっくり返すったら皇族と結婚するくらい非現実的な技が必要だし、そうなったらなったで税金を払って憲法に守られる日本国民だった事がまた日々を苛むよ?雅子さま、羨ましいかい?