隣のスーパーウーマン Vol.11

年齢と結婚を気にして八方塞がり…。36歳・独身女の弱みにつけこんだ、管理職男の許せない発言

問題児ばかりが集う閉塞的なオフィスに、ある日突然見知らぬ美女が現れたー。

女派閥の争いにより壊滅的な状況に直面した部署に参上した、謎だらけのゴージャスな女・経澤理佐。

理佐は、崩壊寸前の部署の救世主となるのか?


「墓場」と呼ばれる部署に、ミステリアスな女・理佐がやってきた。

派手で超美人な彼女は、お局女性陣・おつぼねーずから早速目の敵にされてしまう

しかし理佐の活躍により、結託していた女達はついにバラバラになりはじめる中、おつぼねーずボス・陽子が課長と男女の関係であるという衝撃の事実が明らかになる。

さらには課長の「部長を陥れる」という野望を知った理佐。一体どう決着をつけるのか?


定時前。片付けを始めた少し騒がしい経理室内。

一昨日の密会の件で全く業務に集中できなかった春菜は、仕事から解き放たれる開放感に安堵していた。

そんな春菜の隣で理佐がおもむろに立ち上がり、姿勢正しく陽子の元に歩み寄る。

「お取込み中、ごめん下さいね。」

ふわりとした理佐の声。だがまるで耳に入っていないかのように、陽子は完全無視を決め込んでいる。

「あら、聞こえにくかったみたい…。では…。課長の事で、そう、藤沢陽子さんと課長の事でお話が…。」

理佐は周囲に聞こえるか聞こえないかの微妙な声量で、陽子に話しかけた。

さすがの陽子も、目を丸くしガタッと勢いよく立ち上がる。そして「別の場所で」と低い声で吐き捨て、理佐を睨みつけながら経理室から出て行った。

「あら怖い。1人じゃ無理だわ。」

理佐はくるりと振り向くと、茶目っ気溢れる表情で、春菜、そして相沢由美と水沢沙織にも一緒に来てほしいと促したのだった。

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