セカンドの逆襲 Vol.4

「二人とも彼女だけど…?」悪気なく答える恋人に、言葉を失ったセカンド女の苦悩

ー夢は極上の男との結婚。そのためには、どんな努力も惜しまない。

早川香織、26歳。大手IT企業の一般職。

世間は、そんな女を所詮「結婚ゴールの女」と馬鹿にするだろう。

しかし、先入観なんぞに惑わされず、彼女の“秘めたる力”をじっくりと見届けて欲しい。

vsハイスペ男との熾烈な戦いを...!

自分がセカンドにされていることに気がつかず、彼氏の拓斗から冷たくされてもポジティブに考える香織。しかし、拓斗の入浴中に中原梓という女性からの電話を取ってしまい、女性の存在に気がつく…!


「あ、拓斗?この間言っていた旅行の件なんだけど…、ねぇ、聞いてる?」

電話口から聞こえる、知らない女が発する自分の恋人の名前。媚びた感じではなく、ごく親しい友人のような身内のような言い方だった。

ー中原梓…、拓斗の家族ではないだろうし…。友人?だとしても、旅行って…?

香織は真っ白になった頭を必死に回転させ、この状況をなんとか理解しようとする。

ー旅行…親しげな女性の声…。

必死に自分が傷つかない未来を考えるも、今回ばかりは嫌な感じが取れない。

それに、拓斗の前で必死に自分を可愛く見せようと繕ってきた香織にとって、中原梓という女性の、飾らない口調が耳に残って仕方ないのだ。

ー一体、誰なの?拓斗とどんな関係なの…?

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