ネブミ男 Vol.11

いつでもどこでも、常に2〜3人とLINEしている女。彼女たちの心に潜む、闇の正体とは

東京に“ネブミ男”と呼ばれる男がいる。

女性を見る目が厳しく、値踏みすることに長けた“ネブミ男”。

ハイスペックゆえに値踏みしすぎて婚期を逃したネブミ男・龍平は、恋愛相談の相手としてはもってこい。

相手を値踏みするのは女だけではない。男だって当然、女を値踏みしているのだ。

そこで値踏みのプロ・龍平に、男の値踏みポイントを解説してもらおう。

これまでに、姫気質な「ワタシ姫」や、自称サバサバ系の鯖女子カサカサお化け夜泣き爺夢見る夢子ちゃんなどを見てきた。

今週、彼の元にやってきたのは...?


「龍ちゃ〜ん、おひさ♡」

麻布十番の『honda』に、一際目立つ女性がやって来た。

しかも彼女は、良い年をしたおっさんに向かって“龍ちゃん”なんて大声で呼んでくる。

龍平は思わず苦笑いをしながら、美咲を迎えた。

「美咲、なんか雰囲気変わった?」

美咲はとても可愛らしく、そこらのアイドルに負けない容姿の持ち主だった。

数年前まではどっぷりと港区に浸かっていた港区女子で、当時はまだ社会人駆け出しだった龍平は全く相手にされなかった記憶がある。

「えー老けたってこと?ひどくな〜い?」

バシバシと龍平の肩を叩いて笑う美咲に、龍平は何とも言えない気持ちになる。

決して老けた訳ではない。美しさは変わらないし、むしろ益々磨きがかかって美しくなっている。性格だって良いままだ。

しかし美咲には、もっと根本的な所で未だに独身でいる理由があるのだ。

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