ネブミ男 Vol.10

結婚願望強めな女は要注意。結婚に幻想を抱く脳内お花畑の夢子ちゃんが、幸せになれない理由

東京に“ネブミ男”と呼ばれる男がいる。

女性を見る目が厳しく、値踏みすることに長けた“ネブミ男”。

ハイスペックゆえに値踏みしすぎて婚期を逃したネブミ男・龍平は、恋愛相談の相手としてはもってこい。

相手を値踏みするのは女だけではない。男だって当然、女を値踏みしているのだ。

そこで値踏みのプロ・龍平に、男の値踏みポイントを解説してもらおう。

これまでに、姫気質な「ワタシ姫」や、自称サバサバ系の鯖女子カサカサお化け夜泣き爺など を見てきた。

今週、彼の元にやってきたのは...?


「龍平さんが、女性に求めるものは何ですか?」

三田にある『御田町 桃の木』のカウンター席で、美優(みゆう)は瞳をウルウルとさせながら龍平に問いかける。

美優とは以前から知り合いだったものの、こうして二人で食事に行くのは初めてである。

現在27歳、独身でメガバンク勤めの美優。

フェリス女学院出身の育ちの良いお嬢様で、家柄の良さも垣間見られる。

「そうだなぁ。平和な人?太陽みたいに明るい人、とか。あとは何だろうね...」

最近、龍平自身もどんな人が理想なのかよく分からなくなってきた。

(こじらせ過ぎた先にあるものは、幸せではない。ただの“迷走”だと最近気がついた)。

「ほら、僕の場合はちょっと変わっているから。それよりも、美優ちゃんが好きな男性はどういうタイプなの?」

「そうですよね...」

“変わっている”ことに対する否定も擁護もないまま、美優は自分の理想を語り始めた。

彼女の理想のタイプは、決して高望みではなかった。しかし、そこに結婚できない理由が隠されていたのだ。

【ネブミ男】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo