東京シンデレラ Vol.7

東京シンデレラ:満たされぬ女が言う定型文「私、友達は可愛い子しかいないの」

私たちは、東京にいる限り夢を見ている。

貧しい少女にガラスの靴を差し出す王子様が現れたように、いつかは幸せになれると。

だが必ず、自分が何者でもないと気づかされる時が来る。

神戸から上京し、港区女子へと変貌を遂げる真理亜と、その生き様を見つめる彩乃。

彼女たちが描く理想像は、現実なのか、それとも幻なのか...

真理亜の育ちの良さに嫉妬しながらも、東京でもがきながら生きる彩乃。しかし急に真理亜がアメリカへ旅立ち、ホッとしていたのだが...


どうして私たちは、人のことが気になるのだろうか。

誰かが眩しくて、そして憎らしくてたまらなくなる。でもそれは、自分自身のコンプレックスを反映しているだけなのかもしれない。



真理亜があっさりとアメリカへ旅立ってから、1年が過ぎようとしていた。

東京で一生懸命......


この記事へのコメント

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No Name
自分のくだらない価値観に気付けてよかったね!
彩乃はきっと、彼氏も含め、心から愛されてないから、いつまで経っても満たされないんだと思う。
彩乃自身が人を見た目やスペックでしか判断してないから、相手もみんなそうなんだろうけど。
これからは、外見を武装するのではなく、中身を磨いて、そこを心から好きでいてくれる人と出会えるといいね。
2017/11/21 05:4062
No Name
とても読んだ後に爽快感があり朝から気持ちがやる気になります。ありがとう。
2017/11/21 06:1337
まー
大人になるってこういうことですね。

来週のマリア、気になります。
2017/11/21 06:3032返信1件
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