私たちは、東京にいる限り夢を見ている。
貧しい少女にガラスの靴を差し出す王子様が現れたように、いつかは幸せになれると。
だが必ず、自分が何者でもないと気づかされる時が来る。
神戸から上京し、港区女子へと変貌を遂げる真理亜と、その生き様を見つめる彩乃。
彼女たちが描く理想像は、現実なのか、それとも幻なのか...
真理亜への嫉妬心から焦る彩乃。しかし遂に佐藤という彼氏を手に入れたのだが...
東京の都心で女性が一人働いて家賃を払い、ある程度の生活水準を保っていくのは大変だ。皆、どうやって暮らしているのだろうかとたまに疑問が湧く。
一生懸命働いても家賃と生活費に全て消えていく虚しさ。
その時にいつも思うことは同じだった。
「どこからか王子様が現れて、素敵な......
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この記事へのコメント
やっぱりお惣菜をパックのまま出したり、
別の連載にあったように、お味噌汁の出汁を忘れて粉末を後からお椀に入れるようなことはできないなぁ。
下品だなぁと思うし、味も分からないんだろうなぁと思う。
「食べる楽しみ」をもっと大切にしたい。
プラスチックは洗ってスーパーの回収箱へ!