二子玉川の妻たちは Vol.18

二子玉川の妻たちは 最終回:「私がトップよ!」勝利した妻の隙をつく、刺客は誰?

結婚は、女の幸せ。

しかし結婚しただけでは満たされない。女たちの欲望は、もっと根深いものだ。

二子玉川のタワーマンションでポーセラーツおうちサロンBrilliantをオープンし、浮かれる由美。しかしカリスマサロネーゼ・マリが最上階に越してきて、出鼻を挫かれる。

マリに対抗すべく画策する由美は、雑誌掲載のチャンスを掴むなどして徐々に力を付ける。

時は経ち、マリは子育てを優先するためサロンでのレッスン数を減らす。しかしポーセラーツサロン界トップの座を守るべく策を講じ、由美にも宣戦線布告するのだった。

しかし白金の妻との再会で上には上がいることを知って意気消沈したマリは、由美に引退を表明

ついにトップの座を勝ち取った由美の、その後やいかに?


サロンを辞める妻、続ける妻。


アンダーズ東京のラウンジ『アンダーズ タヴァン』で偶然マリを見かけた由美は、その佇まいがいつもと異なることに、すぐに気が付いた。

纏っている空気が、別人のように違うのだ。

鎧を脱ぎ捨てたような、肩の荷をすべて放り投げたような。そしてそういった類のものの代わりにマリを包んで......


この記事へのコメント

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No Name
こういう時に音大出の読者モデルから二子玉に住んでいる友人を思い出します。勿論、親にサロンを作ってもらって、外国製ピアノを入れている。
サロネーゼの中でもピアノ教室は強いと。大人の生徒さんは永遠に音大出のプロのピアニストになれないから。
2018/08/05 23:337

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