由香の秘密 Vol.10

いよいよ明日で最終話!「由香の秘密」全話総集編

私の人生は、ドラマなしには語れない。

常にドラマチックな人生を送り、周囲をゴシップで沸かせてきた由香(ユカ)。

32歳バツイチにも関わらず、童顔の可愛い顔と自由奔放な振る舞いで、「モテ女」や「悪女」の異名を欲しいままにしている。

港区の男たちを手玉に取るのも、朝飯前。

「SATCみたいに、都会のお洒落や仕事を楽しみたい。素敵なメンズと、劇的に恋に落ちたい」

そんな戯言を口にする由香の秘密は、常にドラマの中にある。

「由香の秘密」一挙に全話おさらい!

第1話:SATC好きの女がモテないなんて、嘘。港区男子を手玉にとる女の言い分

「私は、退屈することが一番恐ろしい」

これはマリー・アントワネットの言葉だが、過不足なく満たされた女にとって一番の恐怖は、「退屈」することだと思う。恋人も結婚も、いったん手に入れてしまうと、たちまち「刺激」から「退屈」へと早変わりした。

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第2話:東京の男は、こんな風に私を抱ける?死線を生きる刺激的な男女への憧れ

こういう人が、真の女優というのだろうか。そして、彼女自身のキャリア経歴も、ちょっと興味深い。

クレアはマンハッタン生まれの生粋のニューヨーカーであり、日本でスカしている港区とは月とすっぽんレベルの超富裕層街・アッパーイーストの学校に通い、イェール大学に入学し心理学を専攻。そして、女優業を優先するため中退した。

そう、彼女はかなりのエリートでもあるから、さらに感心してしまう。そして何よりも、こんなエリート女優の濡れ場は、女の私でも身体がゾクゾクしてしまうほど、凄い。

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第3話:化粧室に行くたびに50ドルもらえる?「ティファニーで朝食を」は、NY版港区女子を描いていた!

私の生活は、全然シンプルじゃない。モノも多いし、人も多い。都会で暮らすシンプルなアラサー女を見つけろという方が難しいだろうが、年始くらい、ひっそりとしていたくなった。

そして、この”Less is more“を好んだとして有名なのは、あの大女優、オードリー・ヘプバーンである。1人の時間を存分に使い、私は休みの間、大好きな彼女の映画を楽しむ予定だ。

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第4話:外銀男と遊ぶのと、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を観た後の爽快感は酷似する

遠慮なく言わせてもらうと、私はレオナルド・ディカプリオと、外資金融の男が大好きだ。したがって、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」という映画は、私の大好物である。そして、私と同じような思いを持つ港区近辺の女は、絶対に多いはずだ。

この映画はアメリカ特有のブラック・ユーモア満載で、よくもまぁこれほど、と思うくらい下品なシーンも次から次へと流れるのだが、根本的に明るく、観たあとは何故だかスカっとした気分になるから不思議だ。

そしてその感覚は、外銀マンたちと羽目を外して遊んだ後の感覚と、酷似している。

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第5話:夫が姑を「ママ」と呼んだとき、彼を男として見れなくなったデスパレートな妻。

「結婚生活って色々大変そうだけど、でも、何だかんだ愛があっていいな」

それでも昔、独身だった頃にこのドラマを観ていたときは、そんな風に思っていた。だが、少なくとも今は、正直しばらく結婚は考えたくはない。

「デスパレートな妻たち」と同様、幸せな夫婦生活は永遠に続いて行くわけではない。だから私は、どんなに三上さんに情熱的に愛を囁かれても、もう安易に同棲したり、再婚したりはしない。

第5話の続きはこちら

続きが気になる第6話からはこちらへ!

第6話:隣で眠る男の顔を、噛みつきたくなったことはない?「コヨーテ・アグリー」の世界観

深夜にこんな風に身支度をするのは、久しぶりだ。家で海外ドラマを観るのを優先しすぎて、夜の六本木に足を運ぶときの淡い臨場感なんて、しばらく忘れていた気がする。

タクシーを捕まえ窓の外を眺めていると、東京タワーがいつもよりやけに大きく見えた。暖かいオレンジ色の光に酔いそうになる。夜遅くにフットワーク軽く出かける身軽さを、何のシガラミや後ろめたさもない自由さを、私は改めて心地良く実感した。

第6話の続きはこちら

第7話:年下の純真な男に、切に求められる快感。甘い関係に溺れるのは、痛い女なのか?

ふとテレビで「いいな」と目を惹かれた俳優が自分より5歳以上も年下だったり、食事会で話が盛り上がった相手が実は1、2歳下であることに、最初はちょっとした嫌悪感を抱いたりもした。

しかし、そういう違和感を少しずつ受け入れ、自分に折り合いをつけていくのが、大人になるということだ。女なら誰しも、20代から30代の転換期に、そんな思いを経験するのかも知れない。そうして私は今、8歳も年下の24歳の男の子に、夢中になっている。

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第8話:「オトナ女子」を演じるのは、もう嫌だ。アラサー女を襲った、残酷な年齢の壁

―8歳も年上の、バツイチの自分じゃ、カオルくんに釣り合わない―

私はこの残酷な現実から無理矢理目を背けるように、もっともっと「お姉さん役」を演じることに没頭した。魅力的で包容力があり、クールで掴みどころのないお姉さん。その役を徹底して演じ切ることで、私は辛うじて自分のプライドと、正気を保っていられた。

だが、将来が見えない男女の関係には、必ず終わりはやって来るものなのだ。

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第9話:これ以上、私の舞台裏を明かさないで!😭「東京女子図鑑」が女の胸を抉る理由

徐々に孤独で楽しい日常に慣れてきたときに目にしたのが、『東京女子図鑑』というAmazonプライムビデオのドラマだった。秋田の垢抜けない田舎の女の子が夢の上京を果たし、自分なりの人生を歩んでいく話だ。最初は、「ふぅん」みたいな、冷めた気持ちで観ていた。

東京出身の私には都会に大袈裟な憧れを持つ主人公・綾にはイマイチ共感が出来なかったし、20代の女たちのマウンティング描写、商社マンにフラれるシーンなども、ちょっと上から目線で眺めていた。

しかし、このドラマの恐ろしさにハマったのは、この主人公の綾が30歳に近づき、銀座に引っ越したあたりからだった。

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