由香の秘密 Vol.7

年下の純真な男に、切に求められる快感。甘い関係に溺れるのは、痛い女なのか?

私の人生は、ドラマなしには語れない。

常にドラマチックな人生を送り、周囲をゴシップで沸かせてきた由香

32歳バツイチにも関わらず、童顔の可愛い顔と自由奔放な振る舞いで、「モテ女」や「悪女」の異名を欲しいままにしている。

港区の男たちを手玉に取るのも、朝飯前。

「SATCみたいに、都会のお洒落や仕事を楽しみたい。素敵なメンズと、劇的に恋に落ちたい」

そんな戯言を口にする由香の秘密は、常にドラマの中にある。


年下の男を恋愛対象として見るようになったのは、一体いつからだろうか。

昔は眼中にすら入らなかったし、私は元来年上の、すでに出来上がった男が好きだった。

「男は40歳を過ぎてから」なんて思っていた時期もある。実際、精神的にも経済的にも成熟し、包容力と色気を身につけた年上の男は、やっぱり魅力的だと今でも思う。(太ったり、偏屈おじさんに成長した場合はもちろん除く)

男のことを「可愛い」とか「母性本能をくすぐられる」とか言う女の心理も、理解ができなかった。私がそんな感情を抱くのは、小さい子供や、犬や猫に対してだけだ。

だが、そんな固定観念が少しずつ変化したのは、アラサーに近づいた頃だっただろうか。

ふとテレビで「いいな」と目を惹かれた俳優が自分より5歳以上も年下だったり、食事会で話が盛り上がった相手が実は1、2歳下であることに、最初はちょっとした嫌悪感を抱いたりもした。

しかし、そういう違和感を少しずつ受け入れ、自分に折り合いをつけていくのが、大人になるということだ。女なら誰しも、20代から30代の転換期に、そんな思いを経験するのかも知れない。

そうして私は今、8歳も年下の24歳の男の子に、夢中になっている。

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