由香の秘密 Vol.4

外銀男と遊ぶのと、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を観た後の爽快感は酷似する

私の人生は、ドラマなしには語れない。

常にドラマチックな人生を送り、周囲をゴシップで沸かせてきた由香

32歳バツイチにも関わらず、童顔の可愛い顔と自由奔放な振る舞いで、「モテ女」や「悪女」の異名を欲しいままにしている。

港区の男たちを手玉に取るのも、朝飯前。

「SATCみたいに、都会のお洒落や仕事を楽しみたい。素敵なメンズと、劇的に恋に落ちたい」

そんな戯言を口にする由香の秘密は、常にドラマの中にある。


遠慮なく言わせてもらうと、私はレオナルド・ディカプリオと、外資金融の男が大好きだ。

したがって、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」という映画は、私の大好物である。そして、私と同じような思いを持つ港区近辺の女は、絶対に多いはずだ。

この映画はアメリカ特有のブラック・ユーモア満載で、よくもまぁこれほど、と思うくらい下品なシーンも次から次へと流れるのだが、根本的に明るく、観たあとは何故だかスカっとした気分になるから不思議だ。

そしてその感覚は、外銀マンたちと羽目を外して遊んだ後の感覚と、酷似している。

3時間近くの長い映画だが、観ている間はほとんど笑いっぱなしで、深くて重いストーリーの映画と違い、頭や体力を使わずに観ることができる。

同じようにウォール街を舞台にした映画で、「ウォール・ストリート」があるが、これは人間の欲望をシリアスに深掘りして描き、”Greed is Good”(強欲は善だ)という名言を残した伝説的な作品だった。

舞台は同じなのに、テンションは全然違う。

しかし、二つの映画に共通するのは、主人公は結局逮捕され、失脚してしまうということだ。

この類のストーリーに触れると、私は嫌でも、ある男のことを思い出してしまう。

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